夫の卵焼きはすごい


鬱のはなし:前置き

鬱のはなし①

鬱のはなし②

の続きです。


【長くなるので先に言っとく結論】
①どんな人・環境でも鬱になる時はなる。
②自己判断で放置しないで心療内科でプロに診てもらってください。
③治療や休養がひと段落してもすぐに100%元気にならなくてよい。





③昨年10月から服用していた抗うつ剤は3月まで、睡眠導入剤は4月まで、で一旦処方を終えました。

カウンセリングの間隔も少しずつ伸ばしています。


症状が落ち着き、抗うつ剤を減らしていくのは良いことのはずですが不安でした。


薬の効果を体感してしまったので、薬なしで感情をコントロールできる自信がなくなっていました。


少しでもイライラすれば「やはり薬がないとダメなのか」という思いが滲み出てくる。


いっそずっと薬を飲んでいれば元気でいられるのでは?

薬で無になって楽になりたい。



でも本当は薬なしで元気になりたい。



そんな風にグルグルしていた時、

夫から言われました。


「薬をやめたからって、すぐに100%元気にならなくてもいいんだよ」

「今のはやちゃんは、ちゃんとごはんも食べるし、鬱の時とは全然違うよ」

「グルグルしやすいのは元からでしょ。病気だからじゃないよ」

「大丈夫、確実に良くなってる」



そうか。

夫がそう言うならそうなんだろう。


すとんと落ちて、大泣きしました。

泣いたらスッキリしました。


①の頃は泣いても泣いても気分が晴れることはなかったのに。


そう言われると良くなっている気がする。

三歩進んで二歩下がるとはこのことか。



「またしんどくなったら薬を使ってもいい。

ぼくの予想では本帰国までにあと12回頼る気がする」


私もそう思う。



「鬱にならないためには」を考えるより

「鬱になっても大丈夫」って思ってる方が

私には合ってる。



もう失敗しちゃったから、

失敗する心配がなくなりました。




ごはんを美味しいと思えることは素晴らしい。