この物語は、創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
ショックを受けた
遠方在住のご両親から
一任された僕は
非番の今日
彼の診察に同席し
主治医から告げてもらう
彼の病室の前に来たが
どういう顔をすればよいのか・・・
なかなかに中に入ることができない
彼の様子は・・・
DDは
入り口で神妙な顔をして
なかなか入れないでいるGGに
早々に気づき 落ち着いた顔で
だまってその様子を見ていた
嘘のつけないGGの態度をみて
ただならぬことが
自分に起きているのだと
感じていたのだろう
そのあと
主治医から病名と
今後の治療方法についての
説明を受けたが
DDは取り乱すこともなく
主治医の話をだまって聞いていた
その夜
GGは夢を見た
バイクは病気が治るまで
乗れないよ!我慢して!
嫌だ!
僕からバイクを取り上げないで!
そういって
家を飛び出すDD
ピーーーーーーー
GGの言うこと聞かなかったから
事故に遭っちゃった・・・
自業自得だね・・・
もう一緒にいられない
逝かなきゃ・・・ごめんね
そう言って
DDが雨が降る暗闇の中へと
消えて行った・・・
泣きながら目が覚め
そのあとも
涙が止まらないGG
彼が逝ってしまうんじゃないかという
不安が見せた悪夢
僕は彼を守れるんだろうか・・・
つづく