この物語は、BL創作物語です。
登場人物は実在人物とは無関係です。
不思議なお話なので、細かいことは
あまり気にせずご覧ください(^^)
プロローグ
僕はある日突然
浮ばれない霊が見えるようになった
GGには言ってないけど
霊が見えるようになって
半年は経つのに
本当はまだ夜が怖い
だから一人の時には
結界を張ってその中で寝ている
GG早く帰ってきて・・・
4月〇日〇曜日
仕事で海外に行っていたGGが帰ってきた
久しぶりにデートだ![]()
僕はGGの写真を沢山撮る
写真を傍において
お守りにしようと思ってるから
「君も撮ってあげるよ♡」
そういってGGは
僕の写真を撮ってくれた
相変わらず猫が好きなんだね
野良猫と遊ぶGG
でも 気まぐれに
すぐにどっかに行っちゃった🐈
苦笑いするGG
かわいい♥
これはレア写真でしょ?
歩き回って喉が渇いた僕に
ジュースを買ってきてくれた![]()
さりげなく渡されたそれは
GGがCMしてるジュースだった
嬉しい![]()
![]()
![]()
「ほい!」
夜景とGG
また僕の宝物が増えた(^^♪
今日はGGがいるから
幽霊も怖くない!
やっと安眠できる![]()
でも
怖いふりしてGGに
抱き着いて眠るんだ♥
嬉しすぎて
眠れないかも・・・
5月〇日〇曜日
今日はGGが半日仕事だから
僕は午前中はまったりと時間を潰す
今日は
以前 近所で飼われてて
老衰で亡くなった
レトリバーのシェンシェンが現れた
生前とても仲が良かった犬だから
たとえ霊でも会えてうれしい
彼はどうやら自分が死んだことに
気づいてないみたいだ
以前と全く変わらず
ぼくにじゃれついたり
傍で大人しく過ごしてくれた
ご主人様は自分に気づいてくれないから
淋しいとも言っていた
君が傍にいると知ったら
きっと会いたいと思うだろうね
大切な人ならたとえ幽霊だって
会いたいはず
でも
気づいてもらえないのは
切ないよね・・・
大丈夫
僕は君がちゃんと見えてるから
寂しがらないで!
GGに早速シェンシェンの事を
報告する
『あのね
不思議なことに動物が霊になると
言いたいことが分かるようになるんだ』
『心の中で会話する感じ?
テレパシーみたいな・・・
なんか自分が
超能力者になった気分になるんだ
なんか 凄いと思わない?』
『ちょっと!聞いてる?』
振り返ると
ニヤニヤと笑っているGG
『嘘じゃないよ!ホントだからね!
「ちゃんと聞いてるし、信じてるよ!
君が熱弁するのがおかしかっただけ!
どれどれ?この辺にいるのかな?」
そう言って
GGはしゃがみこんで
DDの足元にいるらしい
犬のシェンシェンの頭を撫でた
「でも可愛がってた犬や猫が
死んじゃっても
本当に見えたらいいだろうね」
エピローグ
『僕がもし死んじゃったら
幽霊でも傍にいて欲しいって思う?』
「君が死ぬなんて考えられない!
例えでも、そんなことは言わないで!
僕は君がいないと生きていけないよ」
真剣な顔でそう言ってもらえて
僕はとっても嬉しくなった
『♥♪』
僕もあなたが死んじゃったら
きっと生きていけない・・・
そう思いながら
DDはGGの真剣な瞳を
見つめ返した
つづく

























