この物語は、ＢＬ創作物語です。
登場人物は実在人物とは無関係です。
初めての発作では
氷のように冷たかった蛍の手
でも 今回温かかったのは・・・
その日の放課後
優の家に遊びに来て
ゲームをする蛍に
優は尋ねる
「ねえ、蛍！」
『なあに？』
「ほんとは”耀”でしょ？」
『！！！』
『なんだ、ピアス付けなくても
バレてたのか、さすが優だね！』
「何でこんなことしたのさ？」
『君が蛍の事を好きかどうか
確かめたくて・・・
何のためにって？』
耀はゲームを置いて眼鏡をはずす
『蛍は君のことが本気で好きなんだ』
『でも、僕も君が好きだから』
『君はどっちを選ぶの？』
つづく
