この物語は、BL創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
ある日
教室で当番日誌を書いていたら
耀が声もかけずに
じっと覗いていた
『・・・』
「あ! 耀!」
優が気づくと
耀は教室に入ってきて
優の目の前にちょこんと座った
「もう少しで終わるから
ちょっと待ってね!」
「今日も食べに行く?」
『うん』
その言葉を待っていたかのように
耀は嬉しそうに返事をした
今日の耀は いつもより
ちょっと しおらしい・・・
この前もこんなことがあったけど
だいたい・・・
ってクールだったり
ちょー機嫌のいい
ハイテンションの時なんかは
なんて積極的に催促するのに・・・
気分の起伏が極端な性格なのかは
分からないけど
時々こんな耀になる
そしてこんな時は
必ずと言っていいほど
自分よりも
僕の食べる姿に
関心を持つ
もぐもぐ
がぶりっ
ぱくっ
「なんでじっと見てるの?」
『僕 昔飼ってた犬が餌食べる姿を
見るのが好きだったんだよね』
僕はペットか?
っていうか、以前僕は君に
似たようなことを言った気がする・・・
つづく