この物語は、創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
モデルを始めた彼なんだけど
常にポーカーフェイス
だけど
カメラ好きの
僕のモデルになってくれる時だけは
最高の笑顔を見せてくれるんだ
まあ
”最高の笑顔は僕の前だけ”と
教えたのもあるけどね
僕のリクエストに応えながら
照れる彼は とても愛らしい
この萌え袖なんていいだろ
「そっと抱いて・・・」
僕のその言葉に
恐る恐る猫を抱きあげる彼
小動物との触れ合いは初体験だ
「ほら
撮るからじっとしてて」
今度は僕が抱っこする
「撮るよ！キムチー！」
”キムチ！”だなんて
一体どこで覚えたんだ？
そういえば最近
韓国ドラマ観て
勉強してたよな・・・
テレビから学ぶことも
多いみたいだ
彼は 僕との生活にすっかり馴染み
毎日のように見せてくれる
彼の笑顔なしではいられなくなった
ロボットということを
忘れてしまいそうなほど
人間らしい君
君は僕の
心のオアシスだ
つづく
