この物語は 創作であり 登場人物は
実際の人物とは 全く関係ありません。
僕が分からなかったGG
事故による記憶喪失なんてことは
一切報道されてないし
芸能活動も問題なくこなしている
僕の記憶だけすっぽりと
抜け落ちてしまったんだろうか？
人は辛い記憶を
自分で消してしまうこともあると
聞いたことがある
もしかして 僕と会えない辛さが
僕との思い出だけを
まるまる消してしまったとか？
時々見かけるGGは
僕と目が合っても
いつも他人を見るような表情で
とても辛くなる
本当に僕を忘れてしまったの？
僕は諦めきれず
人目に付かないように
GGと話せるタイミングを探す
彼の目の前に立ちはだかり
話をしようとした僕
「・・・！」
一瞬
驚いたような顔をしたGGは
ごめん、 悪いけどもう
付きまとわないでくれるかな
と 冷たく突き放し
去って行ってしまった・・・
どうしてだよ！！！
GGのばかやろー！！
エピローグ
DDの前を去った後
カフェで一人たたずむGG
その瞳からは・・・
つづく
