5月~6月にかけて 毎年 道端に咲く

 

大金鶏菊(オオキンケイギク)/天人菊(テンニンギク)

別名 特攻花(とっこうばな)という 異名を持つ

 

コスモスに似た 黄色い花

 

太平洋戦争末期 鹿児島  喜界島の 少女が

 

基地から出撃する 特攻隊の少年に 手渡したと

 

言い伝えのある この花

 

 

花言葉は  「協力」 「団結」 の他に

 

    「生きなさい」

 

 

その少年は 「一緒に散るのは忍びない」と

 

その花を 滑走路の脇に そっと置いて

 

飛び立ったという

 

 

美しい花を 守りたいという 優しい心

 

この美しい日本を 

 

大切な家族を 守りたいという 

 

切実な思いを感じる 切ない出来事

 

ある 戦争映画では

 

特攻隊員が 出撃した 空の上から

 

この花の 種を 蒔いていたような 記憶がある

 

 

その特攻花は 今 大地に沢山 根付いている

 

「犠牲になった 多くの若い命を 忘れないで」

  

    というように・・・

 

 

 

ただ 環境省は この花は 特定外来生物なので

 

もし 庭に生えたら 駆除するようにと

 

達している

 

なんだか ちょっと 悲しい 現実

 

 

 

一輪 いただいて 

 

今は亡き かつての少年たちに 思いをはせよう