2回目診察の午後、麻酔科外来で全身麻酔の話を聞きました。



最初に10分くらいのDVDを見せてもらいます。



内容はクマのぬいぐるみを患者(子供)に見立てて全身麻酔がどのように行われるか丁寧に説明しているものでした。



全身麻酔についてよく知らなかった私は色々衝撃を受けました。



全身麻酔はメスで切っても痛くないし、目が覚めないし、動かない状態になることは知っていたけど…

呼吸も弱くなり人工的に呼吸を補助する(気管挿管)が必要になることは初めて知りました。



日本麻酔科学会の報告によると、1万症例あたり麻酔中の心停止は3.3人、心停止に近い偶発症は8.9人、術後30日以内の死亡は3.9人。

頻度は低いけど聞いちゃうと怖いな。



発生頻度の高い合併症や発生頻度が低くくても起こると生命に危機が及ぶ可能性があるものの説明も詳しく先生からしてもらえました。



色々聞いて少し怖くなってしまったけど

ほっぺの腫瘍が小さいうちに取ってあげたいという気持ちが勝ちました。



3日後PCR検査を受けて2人とも陰性でした。



次は入院のお話です。

5に続きます。