今日の話は長くなります
私は、さいたまスーパーアリーナでのボラから始まり
いわき市から透析治療が出来ず避難してきた方達のサポートが終わった4月中旬
他に何か出来ることはないか?とネットサーフィンをしていた時
支援物資交流サイトで、都内在住の一人の女性と知り合いました。
その女性は、震災から1ヶ月半後のGWに石巻で支援物資を配りたいからと
物資の募集をしていました。
あまりにも色々な物を受け入れている様子を見て
「石巻には行けませんが、仕分けの手伝いに行きましょうか?」
と声を掛けたことがきっかけで、ネットだけの付き合いから
このお手伝いを始めることとなりました。

それが、後々グループ名ができた「チームIKAS」です
その女性とは、当時23才だった沙紀ちゃんです
IKASとはSAKIを反対から読んだ言葉
それが“生かす”そんなニュアンスも込められるようになりました

彼女の純粋な熱い思いを手伝うように
数人のメンバーで月に一度、
渡波地域にある黄金浜(こがねはま)という小さい集落で
支援物資配布活動を始めました。
私が編み物ボランティアグループに参加したのは
この後のことで、この活動がきっかけでした。

支援物資配布活動は、本当にハードで
私も胃の痛くなる思いをずっとしていました。
非被災地の人間がこんな事をしてあげたい。こんな支援をしてあげたい。。。。
そんな思いで行っても、頭をハンマーで叩かれたような住民の言動や
あまりにも悲惨な現状に言葉を失い
何度も悔し涙を流し、一人の人間の無力さも思い知らされたのです。
私はこの活動で2度石巻に入り、
編み物ボラと同じ日が活動だった時は物資運送の手伝いをしました。
このちーむIKASは昨年6月、全ての方に物資支援をする必要がなくなり
お預かりしていた全ての物資を配り、活動を終了しました。
しかし、彼女たちが1年間で黄金浜の方達と築いた絆は計り知れない物で
特に沙紀ちゃんにとっては第二の故郷と呼ぶまでの存在になっていました。
私は沙紀ちゃんに、
「私はこれからも不定期ながら石巻に通います。だから行く時は声を掛けるから
都合があった時は一緒に行こう!!」そう声を掛けていました。
それが今回ようやっとお互いのスケジュールがあって
一緒に石巻に入りました。

同じ渡波という地域で今も活動をしている私ですが
黄金浜は通り道ではないため、久しぶりに来ました。
ここの地域も被害が大きい場所で、
編み物お茶っこのみにいつも参加する方の中には
この地域にお住まいだった方がいます(ご家族を亡くされています)
久しぶりに来たら、壊れていたお家がなくなって、更地が増えていました。
反対にお住まいを直されたりして、きれいなお家が増えていました。
被害が大きかった場所だけど、やっぱりこの場所で暮らしたいと
家を建てることを決め上棟式をしていたお宅もありました。
私が行った時と変わらない姿のお家も残っていました。
沙紀ちゃんは、2日間で知り合った方達のお宅を訪問し
お茶っこしながら、色々なお話を聞いたり
お祭りには行かなかったけど、石巻市内を案内してもらっていたそうです。
私達とは完全に別行動でした。
そしてお迎えに行くと、拠点にしていたお宅のお母さんが顔を出して下さり
「孫をよろしくお願いします」そう言って送り出して下さったのです。
このお母さんも、編み物をされます。
何度か編み物資材をお届けさせて頂きました。
私の活動を話すと「みんなそうやって仮設に行っちゃうのよね」
私が一番気になっている言葉です。
私「本当はご自宅に残っている方達が集まるような場所でも
やりたいと思っているんですけど・・・」
お母さん「○○会館でもやれるんだけど、人が集まらないっちゃ」
私「じゃ、お母さんを渡波会場まで連れて行くから行く?って話しても行かないでしょ?」
即答で“うん”とうなずきました。
今、ボランティアのレクレーション活動は
ほとんどが仮設住宅の集会場です。
私が行っている両会場は、その仮設住宅にお住まいの方以外でも参加でき
ご自宅やみなし仮設(借り上げ住宅)にお住まいの方は
フェアトレード東北のスタッフに声をかけて頂いたり
参加者のお友達が来たりと、現在10名以上の方が参加しています。
この方達はスタッフ曰く、髪の毛をセットして、
おしゃれな洋服を着てこられる方が多いと話します。
それだけ、出かけるとかイベントがご自宅にお住まいの方達にはないのです。
集会場の中には、その仮設の方しか参加できなかったり
仮設の町会費みたいなものを払っていないと参加できない場所もあります。
まだまだ、ご自宅にお住まいの方達が参加できるような環境は整っていません
私は参加者に「人数が増えて目が届かなくなるかもしれないけど
私は在宅の方が気になってしょうがないの。
だからお友達などで編み物したいという方がいたら声を掛けて下さい」
そう伝えてあります。
今の私は、石巻2会場の活動までしか出来ません。
申し訳ないと思いつつ、そう話すことで仮設以外にお住まいの方が
お一人でも参加できる環境をこれからも作っていきたいと思います。
最後の最後に・・・・
私も、このちーむIKASの活動で知り合った2組のご家族の所に
今も石巻へ行くと顔を出しています。

一組はこの赤ちゃんのいるご家庭
この子は震災の9日前に産まれたももちゃん。
5月下旬の支援物資配布の際
首が据わっていない状態の中
炎天下でお母さんとおばあちゃんがももちゃんを抱っこして並んでいたのです。
このブログを読んでいる方からも、ももちゃん家のご支援を沢山頂きました。

今回久しぶりにももちゃんに会うことが出来ました
震災と同じ誕生月ですから2才5ヶ月。
すっかりと大きくなっていました。
川開きのお祭りを見てお昼寝をしていた所に顔を出したので
ちょっとボケボケ中
でも元気に育っていることが本当に嬉しいです
(ももちゃんの写真は、ママからも成長を見て下さいと
ブログ掲載の許可をいただいています)
長文読んで頂き、ありがとうございました。
【お知らせ:その1】
Yumicaニットスクール&サロンを開講いたしました
8月9日(金)10:00~11:30 子供編み物教室開催いたします![]()
詳しくはこちらから http://blog.livedoor.jp/chip6414-yumica/
【お知らせ:その2】
被災地編み物お茶っこのみ
次回開催は9月いわき市(双葉町民仮設コミュニティセンター)にて・・・
日程等詳細は決まり次第発表致します
【お知らせ・その3】
被災地編み物お茶っこのみin東京を行います
(活動報告会&ワークショップ)
日時:10月6日(日)13:00~15:30
場所:巣鴨 cafe桜宮 にて
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編み物お茶っこのみ
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ちーむIKAS(支援物資配布活動)
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東日本大震災(被災地の様子など)
→http://blog.livedoor.jp/chip6414/archives/cat_10050256.html