弱い | HAPPYなのかもしれない毎日

HAPPYなのかもしれない毎日

コスメやメイク日記を書いていましたが、バセドウ病と甲状腺眼症を発症した為、現在はお休み中☆2023年2月に出産した女の子と、ポメラニアン♀との日常や闘病記も?(^_^;)

もーこサンのブログで紹介されていた
こちらのブログ…

◆緊急報告◆元、ブリーダー崩壊現場全頭レスキュー
◆続、緊急報告◆元、ブリーダー崩壊現場全頭レスキュー


読み始めてしまったから
この2つの記事だけを
必死に最後まで読みました





私、未だにダメだわ…
目を伏せて、現状を見ないように、してしまっている自分がいます…



チップと重なりすぎてしまって。





チプの生い立ちは度々書いていますが
飼い主①と2年間過ごす。
飼い主②の家庭に引き取られる。
飼い主②が離婚し、旦那に引き取られる。
旦那の父がブリーダーを始めて、そこにブリーダー犬として放り込まれる。
旦那もブリーダーを始めるが、チップを飼いきれないと言い出しネットで売ろうとする。
旦那の母が里親を探し、私の母が譲り受ける。
当時5歳11ヶ月でした。

その後は私のところにいます。


よって、この子にとって、私は③~⑤番目くらいの飼い主です。


飼い主②にあたる現役ブリーダーは
「子どもを産んだことはないけど
まだまだこれから産めるから」
と言ったそうです。

ですが、子どもは産んでました。
帝王切開の跡が抜糸されずにお腹に埋まっていましたので。


まだまだ産めるなんて
こんな状態でよく言えたもんだ…
口内はグチャグチャで
すぐにでも手術が必要でした。
子宮に膿がたまる危険性が非常に高かったからです。


体調を崩したりで手術できたのは半年後でしたが、投薬などで何とか子宮蓄膿症は回避出来ました。

ですが、開腹してみたら糸は埋まってるし、たぶんそのせいで子宮と膀胱が膨張して張り付いてしまってるし。
今はまだ症状が出ていませんが、今年11歳を迎える年齢なので、そろそろ排泄がうまくできなくなってくる可能性が高いです。

歯も数本しか残らず、現在は残り2本です。



ご飯も食べれていなかったようです。
体重は1.3キロでした。
缶詰で大丈夫と先生から教わり、グラグラの歯だらけながらも何とか食べれるようになって、体重はすぐに1.7キロになりました。
食糞もしていたので、きっとドライフードを与えられ食べれずに、食糞でここまで生き延びて来たのだろうと思います。



うちにこの子が来て最初から今現在も診てもらっている先生は、不安になるような表現や言い回しはほとんどしません。
本人達のことはもちろん、飼い主の私達の気持ちもしっかりと汲み取り対応してくれる、明るく朗らかで仕事のできる獣医さんです。

その先生が、手術前日に私が1人で来院した時、こう言いました。
「ごめんね、何があってもおかしくない状態だから。半年も経ってしまって、この子を見てても一目瞭然で、完全に家族になってくれた○○さん(私)に言うのは酷だけど。覚悟だけはしておいて…今この子が生きているのも奇跡くらいの状態なんです。院長の腕はピカイチだし、僕の得意分野でもある。医師全員総出で手を尽くします。何かあったらすぐに電話するね。いつでもすぐに駆けつけられる状態にしておいてもらえると助かります。電話が無ければ大丈夫と思ってて。」


携帯の電源を切りたくなりました。
覚悟も決心も受け止めることもできなくて、夜中に1人で泣きました。誰にも言えなかったな…





様々な事情があり
元飼い主への憤りも直接ぶつけられず
他の子達の状況も確認できず
私は無力で弱すぎます。

ごめんね…






うちの家庭の事情で
実家に預けることもできなくなり
私以外の人間を受け入れない子なので
ずっとつきっきりなんです。
今はお留守番が始まってしまって
そうとうなストレスになっていると思う。

ごめんね






犬には興味がありません。匂いを嗅ぐ行動すらほとんどしません。されるがままです。ビビりもしません。
人間を嫌うことなく過ごしてくれているのが本当に救いです。むしろ好きかな。飼い主①を覚えているのだと思います。自転車のオジサンを身を乗り出してずっと目で追います。

こんなに可愛い子をなぜ邪険にできたのか。
きっと飼い主②にも色々なことがあったのでしょうね。この子だけを手放したかった真の理由が。でも許しません。
飼い主①は高齢と病気が重なったそうです。高齢で引き取り手のあてがない状態なら迎え入れないでほしかったです。






リンク先のレスキュー記事に載っている子達…
ボロっボロですよね。
でもすごく可愛い子たちばかり。

言葉にならないんです。
何もしてあげられない自分がいるから。

だからいつもチプに当てはめて書いちゃいます。

近くに同じようなボランティア施設がないか調べてみたけれど、なかなか見つからない。
うちも医療費等かなりかかるので、余裕は無いのだけど、近くに施設があったら直接足を運んで少しずつでも支援したい。
もう少し調べてみます。






前にも載せていますが今一度
お迎え当初の写メ



目も口もほとんど開けませんでした。
とにかく口臭が酷かったです。




常に耳をピンと立てて
丸まっていました…




最初から私にだけは尻尾をふり
おいでと言ったら嬉しそうに
寄ってきたこの子でしたが
それでも2日間は私の抱っこで
眠ることはありませんでした。

飼い主②のママが良くしてくれて
似たような感覚があって
私には寄ってきたのかもしれません…

丸2日ずーっと一緒にいて
少し安心したようでした。

ママが仕事に行くと
鼻水垂れてるのも気づかずに
ひたすら玄関を見て待っていたそうです


トリミングに行って
見た目は蘇りました!





トリミングで置きざり(違うけど)にされた不信感と、リボンが気に食わない訴えの表情ですした


お迎えしてすぐにシャンプーしたけれど
臭いが取りきれなかったし
毛がボッサボサのパッサパサだったので
お迎えしてから1週間でのトリミングでした。



サロンに迎えに行った時
今みたいに喜んだり怒ったりもせず
ほとんど無反応…
まだ認められてないな、と感じました。





ワンコ用品ゼロの状態で迎え入れたので
私のクッションを貸してあげました。
上の写メに写ってるのは全部そのクッション。
濃いピンクだったこのクッションは
今では白に近い薄ピンクになり
毛もボサボサになって中の綿もペッタンコ。

それでも無くてはならない
一番の「アタチのクッション」らしく
いつまで経っても捨てられません。

洗濯すると乾くまでに数日を要するので
ある程度乾いたらフローリングに置くのですが
湿っててもわざわざクッションに座ります。

そろそろ限界なこのクッション
どうしたものか悩み中です。






食べること、美味しく感じること
落ち着く場所で安心して寝ること
お外を歩くこと、お外の匂いを嗅ぐこと、
様々な音を聞き、走る車や歩く人を見ること

チップの好きなことは
最低限の世話さえしていれば
普通にできていたことばかりです。
人間の手によって奪われてきたから
この子にとっては普通ではなく
特別なことになっています。

何しろ歯がほとんど無いのは
本当に辛いです。
ご飯も思うように食べれない
カジって遊ぶこともできない
ガムで暇つぶしもできない。
日々の行動1つ1つでもストレスがたまりやすいのに、ストレス発散がなかなかできません。

歯茎がほとんど無い状態なので
ちょっとぶつけただけでかなり痛いし
歯が取れる可能性も高いです。
ドッグランで遊ばせてあげたいけど
連れていけません。



せめて最低限のケアだけは
しておいてほしかった。
狂犬病の予防接種しか受けていませんでした。

もっと早く良い環境下に放してあげてほしかった。
ペットとして一匹で飼われていた子が、物心ついて数年経ってから繁殖犬として放り込まれるなんて…
とにかくブリーダーやめてほしい。もちろんしっかりと責任を果たせる形でね。




私がこのブログで読者登録をさせていただいているブリーダーの方々の気持ちや考えや姿勢を拝見し、ブリーダー制度自体への憤りは爆発せずにここまで来れました。
特にまい せんとらる ばれーさん、ittybittypartyさん。このお二方のブログで見方を正すことができました。

逆に宣伝しかしていないブリーダーさんブログは、見切りをつけて切っていきます。




はぁ…すみません。
この事を書き出すと止まらないのはわかっているので、できるだけ書かないようにしているのですがガクリ
ダメですね、何もできないくせに偉そうにガクリ


でも、チップだけは。
必ず生涯共に、たくさんの幸せを一緒に見つけながら、過ごしていきます。
私にできるのはこの一つだけ。ごめんね…




ボロボロだったチプ
今じゃ超キュートに!←
体重も1キロ以上増えてしまって
小さいのにダイエットな日々ガクリ苦笑

態度もだいぶデカくなりまして


こんな感じですので
ご安心下さいませねキティアハハ。。。





小さな体の小さな命が
1つも無駄になりませんように。
幸せな日々でありますように。