マルチブート | chip

マルチブート

仕事で Windows が必要になったため、東芝の dynabook (CX/3214CMSW) を買った。
昔はもっと iBook っぽかった気がするんだけど、なんか安っぽい感じになってた。
ま、どうせメインは今まで通りに Mac なわけだし、とりあえず Windows (MS-Office) が動けば問題なし。

で、折角なので、普段会社で使っている Solaris と、今後の勉強用に Linux を入れることにした。
Solaris は、『サーバセレクト』っていう雑誌についていた Solaris 10 3/05 を入れることにして (ダウンロードが面倒くさいんで) 、Linux は Vine Linux 3.1を入れることに (CD-ROM 1枚で済むので) 。
    http://www.mediaselect.co.jp/ss/bncont/ss200504.html
    http://vinelinux.org/

作業手順としては、以下の通り。
  1. Windows リカバリ CD の作成
  2. パーティションを考える
  3. Windows の再インストール
  4. Solaris インストール
  5. Linux インストール
  6. grub インストール
  7. (何故か) Solaris 再インストール


1. Windows リカバリ CD の作成

僕の買った dynabook は、Windowsリカバリ CD が付いていない。
で、代わりに HDD に隠しパーティションとして入っている。
これからマルチブートのために fdisk でパーティションを切りまくるときに間違って消しちゃうと恐いし、そもそも HDD が突然クラッシュするかもしれないので、まずはマニュアルにのっとってリカバリ CD を作成した。
隠しパーティションは 4GB 強、CD 7枚分もあるので、かなり作業時間がかかった。
ただ、万が一やっちゃったときも、パンフレットによれば、東芝PCテクノセンタでリカバリCD を販売してくれるらしい。
...って書いあとにホームページを見てみたら、東芝PCテクノセンタは 4/27 で閉館しちゃうみたい。
     http://dynabook.com/assistpc/technocenter/close_tokyo.htm


2. パーティションを考える

1つの HDD を分割して、仮想的に HDD が複数あるように見せかけるためパーティションというものを利用する。
で、パーティションには「基本パーティション」と「拡張パーティション」の2種類がある。
1つの HDD に基本パーティションは 4つしかない作れないが、拡張パーティションを利用すればパーティション数は増やすことができる。
ただし、拡張パーティションは、基本パーティションを更に分割するため、利用するには基本パーティションが 1つ必要。

で、今回の構成で必要なパーティションは、以下の 5つ。
  1. Windows用の領域
  2. Windowsリカバリ用の領域
  3. Solaris用の領域
  4. Linux (/) 用の領域
  5. Linux (swap) 用の領域

さらに Solaris用の領域は基本パーティションにしかおけない、という縛りがあるらしく、また、Windowsリカバリ用の領域は壊したら復活できるのかどうかわからないのでなるべくさわりたくない。
幸いにも Linux は /, swap ともに拡張パーティションにおけるらしいので、パーティションは下記構成に。
 1. Windows
 2. Solaris
 3. リカバリ
 4. --> 5. Linux (/)
         6. Linux (swap)

      http://park15.wakwak.com/~unixlife/malutiboot.html


3. Windows の再インストール

で、まずは Windows の再インストール。
HDD は 40GB しかないのに(僕が最初に買った PowerMac 7200/90 の 80倍もある、とも言えるけど)、そのほとんどが Windows に割り当てられているため、Solaris や Linux 用の容量が足りない。
そのため、まずは HDD からのリカバリ手順の確認も兼ねて (電源投入時に 0 を押す) 、パーティションを切り直した。
ここで本当は、Solaris をメインにしたかったので、Windows 用の領域は 10GB くらいにしようと思ったんだけど、20GB までにしか減らせなかった。


4. Solaris インストール

Windows も入れ直したし (HDD --> HDD なので、早く終わった)、次は Solaris のインストール。
まずは Boot の優先順位を DVD-ROM にするため BIOS 設定画面への入り方をマニュアルを確認 (電源投入時に esc を押す) 。
ここで、まずひっかかった。Boot の優先順位を変えるだけで良いものだと思っていたんだけど、それだとインストール画面まで行ってくれない。
で、google先生に聞いてみたら、「USB-FDD Legacy Emulation 」っていう項目を「Disabled 」にする必要がある、って教えてくれた。
    http://forum.sun.com/thread.jspa?threadID=22996&messageID=75987

あとは普通にインストール。ただし、インストール後、auto-reboot する用に設定しておくのを忘れないように。
インストールに随分と時間(1時間以上)がかかるため、インストール途中で液晶が sleep (?) してしまうので(きっと BIOS の設定をいじれば sleep させないこともできるんだろうけど)。


5. Linux インストール

Solaris のブートローダを使って、Windows と Solaris がそれぞれ Boot するのを十分楽しんだあと、 Linux をインストール。
ブートローダは lilo じゃなくて grub を使おうと心に決めていたので、lilo のインストールはしなかった。
これが失敗。MBR だけでなく、Linux のパーティションにも入れなかったせいか、それとも Solaris のブートローダが拡張パーティションを認識できないのか、Boot 時に Linux を選択できなかった。
なので、とりあえずまた Linux の CD-R から Boot して、システムのアップグレードを選択して、とりあえず lilo を Linux パーティションに入れるように設定した。
が、これも失敗。しかたなく、再インストール。今度は MBR にも lilo をインストールする設定にして。


6. grub インストール

で、lilo からは Solaris が認識できなくて (ちゃんと設定すれば見られるのかも)、当初の予定通り grub を Vine Linux 上から rpm 形式でインストール。
    http://vinelinux.org/vineplus.html

grub の設定は、下記を参考に。
    http://park15.wakwak.com/~unixlife/linux/boot-grub.html


7. (何故か) Solaris 再インストール

よーし、全て OS 入れたし、 全て選択できる状態になったし、マルチブート完成!って思っていたんだけど、何故か Solaris だけが Boot できなくなかった。
正確には、セカンダリブートまでは行くんだけど、OS の Boot 途中で止まってしまう。
原因追及にそこまで時間かけるのもばかばかしいし、Solaris を再インストールしても、他の OS に影響ないか確認もしてみたかったので、再インストール。

で、その後は特に問題なかったので、備忘録も兼ねて、久しぶりに書いてみました。