知らないばーさん。 | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

電車でビックリしたこと ブログネタ:電車でビックリしたこと 参加中




びっくりしたっていうか

3日前の事なんですけど。


電車乗ってたら、わたしが乗ったとこの次の次の次くらいの駅からだったと思うんだけど、

老夫婦が乗って来たんです。

乗って来た時は気付かなかったんだけど、

おばあさんのほうが大きな声で話し出して、あまりのうるささに「なんだなんだ」と思い始めました。


少し離れていたのでよくはわからなかったけど、

おばあさんは

「わたしは65歳以上!」みたいな事をずっと大声で叫んでいました。


ばーさん、座りたいのネ。


でもものすごく元気がいいものだから、

周りの人たちも、ちょっと譲っていいのかわからないっていうか。

むしろ譲りたくないっていうか、そんな雰囲気で。


でもずっと

「わたしは65歳以上!」って言ってるから、わたしはもう「しょーがねーなー」と思って

「もしよかったらお座りください」 と話しかけました。

すると

「え、いいんですかー。 やだー、そんなつもりじゃ・・・」 (え)

「あ、いいんです、ひとり分だけなんですけどー、お父さんすみません」

お父さん、無言で手を振る。

ちなみに、お父さんはちょっと苦笑い。

わかります、そのお気持ち。


すると、席を譲った直後の駅で、おばあさんの隣りから3人の人が降りて行ったんです。

そしたら、まず旦那様に

「座って、座って」 と座らせ、

次にバタバタ手を振ってわたしを呼び。


呼び、というか、わたしは関わらないようにと思って、おぱあさんからちょっと離れて、

おばあさんに背中を向けて立っていたのですが、

そのわたしの目の端に、明らかに気が付いてしまうほど

手を振っているのが見えるわけです。

怖いけど、振り向かずにはいられない風圧。


おそるおそる振り向くと、

「座れ」との事。


いやー・・・と思ったのですが、車両に広がる

「座ってやって。 わたしらそこにだけは座りたくないし」みたいな雰囲気。


「あ、じゃあ、すみません・・・」 と座ると

ずっと話しかけてくるばーさん。


聞いてもいないのに、高校野球の決勝戦観て来たとか。

「お孫さんが出場なさったんですか?」 と聞いたら(今思えは聞いたのが間違い)

「違うの違うの。 ただ息子の母校だから行ったの。 暇だし」

「はぁ。」

「ウチの孫はね、ソフトやってるの」

「ソフトですか。 いいですねー、スポーツは」 (だから、無視しろよ、やんぷぅ)

「なんだかねー、末っ子だから甘えん坊で」

「だったら尚更運動部はいいんじゃないですか? 色々勉強になりますよね」

(だから黙っていろというのに・・・)


という事で、延々話しかけられ。

やんぷぅとほほ。


知らないばーさんですよ?


ばーさん、どこで降りるんだろう・・・とつい聞いてしまうやんぷぅ。

「お母さん(なぜか知らないばーさんをお母さんと呼ぶ)、

 先ほど、塩釜のお話されてましたけど、塩釜にお住まいなんですか?」

「はい、もう30年位住んでますー」


(塩釜まで一緒かい) げっそり・・・


やっと駅に着いた時には本当にほっとしました。


ばーさん 「楽しく過ごせましたー、ありがとー、ぺこりー」

やんぷぅ 「わたしもですー。 どうぞいつまでもお元気で、ぺこりー」

ばーさん 「ありがとうございますー、ぺこりー」

やんぷぅ 「ぺこりー」

ばーさん 「ぺこりー」

やんぷぅ 「ぺこりー」


はぁ。


だから、知らないばーさんですよ?

なんでしょうこの展開。


今思いだしたけど、

2、3週間前にも、電車で

「この電車は松島まで行きますか?」 と知らないばーさんに話しかけられ、

そのご夫婦がその日宿泊するホテルまで車で送って行ったんだった。


そう言えば、GWの出張写真部の時、京都のD氏から

「やんぷぅ、知らない人から話しかけられ率、高いな」 と言われたんだけど

わたしの何がいけないんだろう・・・


スキがあるんだろうか。


前に、車に乗ってて、信号待ちしてたら

突然知らないばーさんに車に乗り込まれた事もあったな。

あの時はほんっとにびっくりしちゃったんだけど

「ご親切に」とか言われたけど、誰も乗れって言ってないのね。

結局家まで送って行ったけどさ・・・


どういう事だ。

もっとキリッ (`・ω・´)ゞ とした顔でいたら大丈夫かな。