わたしは昔から絵や写真を観る事が大好きだったんです。
写真は本当に好きで、
慰安旅行などの写真も、自分が写ってないのも買ったりしていたので、
「もしかしてこの人の事好きなの?」
なんて聞かれた事もあったり。
ンなわけねーだろ!
単に面白いからじゃ!
・・・っていうのも失礼なので言えなかったりして、
その後、誤解した本人からしばらくの間
「僕はここだよ」 という熱い視線を送られるハメに。
いやいや誰も探してませんよ!
あれは相当ウザい。
写真って、何回観ても観るたびに新しい発見があったり、
自分の置かれている状況によって、全く違ってみえたり
ほんとに何度も何度も同じ写真を観て楽しんでいるのですが
写真の何が楽しいって
楽しいのとは違うかもしれないけど、
写真の良さって、
つまりね
時間って目に見えない物ですよね。
ずーっと動いてて、とどまる事が無い物。
『時間て何なんだ、実は何なんだ、どこにあるんだ、本当にあるのか』
ってたまーに考えるわけですが。
写真って、その瞬間を切り取ってくれてますよね。
○○年○月○日の○時○分○秒、のその瞬間。
それが、なんだか面白いって思う、第一のところです。
その瞬間、確かにそこにあった、そこにいた、っていう証っていうか、
自分にとってはそういう安心感があります。
自分自身は確固たるものが無くて、
足元もしっかりしてなくて、常にふらふらしているので、
多分そういう部分で写真に対しては絶対の安定を感じています。
そして、目に見えない物、っていう点で、
目に見えない物もとらえてくれる、っていう事もあります。
例えばコレです。
これは、友人のユキんこさんが撮った写真です。
風、見えるでしょ?
風だもん、これ。
わたし、ここにいたわけじゃないけど、
この写真撮る直前に、誰かがものすごいスピードで中に入ったわけではないと思う。
こういうとこー。
こういうところも写真のいいとこ。
普通の生活していて、見えない物を見せてくれる、
それが第二の理由かな。
そして、これは最近感じた事で、
写真が好きで良かったな、って思った事なんだけど、
写真が趣味のピグ友が出来て、その人の写真、いいな、好きだなーって思って
見せて見せてって言ってたら、
その人が(めんどくさがって)写真撮るのが好きな友人たちを紹介してくれました。
風の写真を撮ったユキんこさんもその中のひとりです。
みんなの写真を観るのがまた楽しくて、
見せて見せてって言ってたら、(めんどくさくなったらしく)
みんなでやってる写真部に入れてもらいました。
みんなの写真観てたら、自分でも撮りたくなってデジ一カメラ買いました。
撮ってみました。
全然ダメでした。
でもでもでもでも
カメラ楽し~~~~~~~。
それでもやっぱりまだ撮るよりは観る方が好きなのね。
知ってる人が撮った写真を観るのがまた好きなの。
その人が何に心を動かされたのかな、って感じられる所が楽しい。
何となくシャッター押したのかもしれない、
でもその時はそれを撮りたいと思ったんだよね、っていう
写真って、そこに写ってないものも感じられる気がする。
そこが第三であり、そして最も好きなトコかもしれないです。
以上でーす。
