備えあれば | 南の絵本

南の絵本

--日々是はぴごら--

携帯の充電がなくなった!家に帰るまであと3時間、我慢する?充電器買っちゃう? ブログネタ:

携帯の充電がなくなった!家に帰るまであと3時間、我慢する?充電器買っちゃう? 参加中



震災後に携帯屋さんから充電器送られてきたから、

本当だったらアレ、持ち歩けばいいのかもねー。


でもわたし、携帯ってほとんど活用してないから

あんまり必要ない・・・


って言いたいところだけど、

でもやっぱり震災の時の事を考えると、

どこで何があるかわからないって事で

持っているのであれば持ち歩いたほうがいいと思います。


実はわたしのまわりで

(まわりっていうか、とんちゃんとわたしの間でだけ)

5月22日に何かが起こるってウワサがあって(根拠ナシ)、

今頃になって非常持ち出し品を用意いたしました。


まず大切なのは、

車の燃料は常に満タンにしておく、という事です。

1回の走行毎、というわけにはいきませんが

普段から半分以下にはしない事をおすすめします。


震災の時には車が使えないのが一番大変でした。


災害時に避難するのは絶対に徒歩の方がいいけど、

そこで無事だった場合、

近くで買い物も出来ないし、近くの病院もやっていないので

車は大切です。


特にうちのような田舎では。


水に至っては1ヵ月もの間止まっていたのですが、

わたしの住んでいる地域では給水車が回って来るのではなくて、

避難所になっていた町営プールまで取りに行かなくてはならなかったのです。

給水車と違って、必要になったら何時でも取りに行ける、というのは良かったけど、

最初のうちは1家族6リットルまでって言われてて、

わたしは16リットルの水用ポリタンクを持って行ってたんだけど

6リットルって結構重いのよ。

行きは5分、帰りは20分、って感じ。


しかも6リットルって使うのあっという間。


父が「水無い、水無い」ってイライラして騒ぐので、

1日に何度も水を取りに行かなくてはなりませんでした。

何度ももらえるからそれは良かったけど、

街灯も勿論ついてないし、真っ暗で寒い中でも

何度も水をもらいに行きました。

帰りは手が痛くなるので何度も手を取り替えて、我慢できなくてタンクを置いて

手をにぎにぎしたりしました。


父は腰が痛くて重いものが持てない、というので水汲みはわたしの仕事で、

アフリカの女の人たちの大変さがほんとにわかったような気がします。

ポリタンクを頭に乗せてみようと思ったけど、それは無理でした。


初めのうちは6リットルまでだった水が、だんだん制限がなくなって来て、

係の人がポリタンクにいっぱい水を入れてくれるようになりました。


そうするとますます持てなくなってくるわけですよ。


父に言うと

「車を使えばいいだろう」


((ヾ(≧皿≦;)ノ_))きぃぃぃぃっ!


実はわたしの車にはガソリンが15リットル位は入ってたと思うの。

量ってないけど。 目盛りでなんとなく。


でも、ガソリンが全く買えない状態で、

どんな緊急事態が起こるかわからないのに

毎日の水汲みに車を使うなんて

そんな事とても出来なかったですよ。 こわくて。


結局、ガソリンが買えたのが4月5日だったので、

4月5日の日記 参照)

ご家族の多い方(特にお年寄りやお子様のいる方)は、ガソリンを確保しましょう。

離れているご家族を探しに行かなければならない場合もあるので、

余裕がある方は携行缶を準備するのもいいかもしれないです。


水といえば

我が家ではあの日、お風呂に水が入っていたのでほんとうに助かりました。

お風呂に入ったらすぐに落として洗いたいかもしれませんが、

お風呂の水はぎりぎりまで捨てないようにしましょう、とトイレの神様が申しております。


続く。