カップ麺が不憫だ。 | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

ジャイアンは、どうもカップ麺の作り方を知らないらしい。
最近、2度ほど、そんな気がする出来事があった。

1度目は、裏表紙がへにょへにょになった
〝ザ・テレビジョン〟を見た時だ。
「何、コレ?」
と父に聞いたら、「お母さんだ。」と言っていた。
お湯を入れる時、カップ麺の蓋を全部とってしまって、
どうしようもなくてかぶせたようだ。
あいつメ・・・。

それから、2度目は、会社から帰ると、
カップ麺の蓋だけがテーブルの上にあった。
「何、コレ?」
と父に聞くと、「お母さんだ。」と言った。
また、最初から蓋を全部とってしまったらしい。

家ではあまりカップ麺を食べないのだが、
そういえば、今までは、たまに食べる時は、
私が作ってあげていたのだ。

ジャイアンの性格上、『作り方』など、事前に読むワケが無い。
蓋もとってしまうので、何分待つのかもわからない。
まして、お湯を入れた時間など、見るわけも無い。

いつも
「かたくてうまくない」
と言って食べているらしい。



・・・食うなよ。