ほんとうの不謹慎とは。 | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

今日は、前にいた職場の社長の告別式でした。

3月11日の津波の犠牲になりました。

享年40歳という若さでした。


民事再生でリストラされてしまったわたしですが、

会社は存続しており、縮小したものの、みんなで頑張って仕事をしています。

(社屋は津波で流されました)


いわば社員もみんな被災者なわけですが

家が流されてしまった人、奥様がまだ行方不明の方もいらっしゃいました。

礼服なども流されてしまい、会社の制服で参列している姿を見ただけで胸が苦しくなりました。


受付に元上司と元同僚がおり、

ジャマしてはいけないので、そこでは会釈だけして、

告別式が終わってからきちんと挨拶しようと思い、式場に入りました。


告別式が終わり、

亡くなった現社長のお父様で喪主の、元専務夫妻に挨拶し、ご家族に挨拶していたら

元上司に呼ばれ、

「挨拶もしないで、この」 と叱られました。

そして

「なんだ? やせたんじゃないか? ここも!」

むぎゅっ。

(☉ε ⊙ノ)ノ  ちょ・・・


・・・わたしの大切なおぱーいをむぎゅっとされました。


ああ。

思い出しました。

セクハラされ続けていた日々を。


こういう人だったという事をすっかり忘れて

油断してしまいました。


こんな場所でもこんな時期でも

人って変わらないんだなー、と思いました。