自粛って | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

花見や花火大会の自粛、どう思う? ブログネタ:花見や花火大会の自粛、どう思う? 参加中




花ぐらい見たっていいさ!
だって咲いてるんだもん!

という感じです。

わたしは毎年桜はひとりで見ると決めています。
見る日は4月13日か15日です。

必ずです。

3年前の4月13日、
まだ咲きはじめの桜を母と見ました。

心に残る1日でした。

そして次の日1日普通に過ごし、15日未明に母は亡くなりました。

だから毎年その日にわたしは桜を見ます。
その時約束したからです。

これから毎年一緒に見ようと。

わたしが見ている桜は
母も見たかった桜です。

わたしの目を通して、母も桜を見ているはずです。

そういう気持ちでするお花見をどうしてしてはいけないのですか?

お花見イコールどんちゃん騒ぎではありません。
でも今回の震災で犠牲になった方の中には
賑やかな事が好きだった人も、
お酒が好きだった人も、
お花が好きだった人もいると思います。

節度をわきまえた上での事であれば
それがご供養にもなると思ったりもします。

節電の事が気になるなら、夜に見なくても
昼間に見たらいかがでしょうか。

そして、そんな事どうでもいい、と思う人は
それでもいいと思います。

花火は
わたしの地域ではお盆の灯篭流しの時にするので、
やはりなんとなくお祭りよりは供養のひとつというイメージがあって
特に自粛をする必要はないように思います。

経費の事もあるので縮小はしなければならないと思いますが、
できる範囲でいつも通りにする事が
むしろ大切なのではないかと感じます。

そもそも自粛ってなんなのでしょうか。
主催者の方が 「とてもそんな気にはなれない」 のでしょうか。

それとも
「今そんな事したら、顰蹙をかう」 と思うからでしょうか。

よく不謹慎だと言って誰かを責めている人がいるけれど
不謹慎という言葉は色々な解釈があるかもしれないけれど

不謹慎、とか、自粛というのは
自分自身の行動について、判断の基準にするものではないかと思います。

不謹慎だと自分が感じれば自粛すればいいのです。

不謹慎だから自粛しなさい、と押しつけるものではないと思うのです。

だから誰が花見をしようと
花火大会を楽しもうと
不謹慎とは思いませんし、自粛する必要もないと思います。

震災があろうとなかろうと
節度をもって行動する事が大切。