おじーちゃんが。 | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

今日、とある駐車場で、

ガラーンと空いていたので、

お店の入り口近くに、隣りの車と1台あけて停めました。


隣りの車はわたしが停めると同時くらいにス~っと出て行ったので

気にも留めずにメールチェックをしていたら


ドンッ!


と音がしたので顔をあげると

さっきの車が建物にぶつかってました。


「あらら」 と思っていると

ドライバーの方が出てきてぶつかった場所を見ていたので、

「元気だし問題ないな。

 きっと店内に入って、お店の人にぶつけてしまった旨を伝えるんだろうな」

と(勝手に)思ったわたしはまた携帯に目をやりました。


1分位か、どれくらいか時間はわかりませんが、

気がつくと目の前にその車が来ていて

わ~~~~~

と思ったわたしは慌ててクラクションを鳴らしました。


今の車になって2年半経つのですが

クラクションなんて鳴らした事が無いので、どこ押したらいいか一瞬わからなかったとか

そう言う事は置いといて。


とにかくクラクションを鳴らしましたがすでに遅く、

その車は見事にわたしの車にぶつかりました。


さっきのドライバーさんが出てきて

開口一番

「大丈夫だすぺ?」(大丈夫ですよね、って意味です) ←つまり決めつけ。


(いやいや、おじーちゃん、大丈夫ですか、でしょ!)

と思いましたが、その人、あまりにもおじーちゃんでさ・・・


「そうですね、なんともないようです・・・」

としか言えませんでした。



そのおじーちゃん、

開口二番

「今来たばりだっちゃ?」(今来たばかりですよね?) ←あたかもここに停めたわたしの落ち度と言わんばかり。


「さっきからいましたけどぉー」


おじーちゃんは

「んでまず」 (それでは) ←え・・・

と言って去って行きました。


わたしはぽかんとしたまま見送りましたが

おじーちゃんは建物に当て逃げしようとしてわたしにぶつかり

また知らん顔して逃げてった、という事ですよね。


すごいね。

長生きもするわ・・・