ラビちゃんのおなか② | 南の絵本

南の絵本

--日々是はぴごら--

月曜日。
〝今日は仕事が終わったら、でっかい(大きさじゃないヨ)フロッピー買いに行こう〟
と思うあまり、一日中ソワソワしていたやんぷぅ。


5時のベルと共に大型電器店に走る。(車で。)

フロッピーの並んでいる棚をすみからすみまで見たけれど、
容量は全て同じでした。

「なんかわかんないよぅ~。 ちょっと、ちょっと店員さーん。」(呼ぶ)
「もっといっぱい入るフロッピー、ありますか?」
「あ、いや、ないんですよぅー」
「パソコンの容量がいっぱいになって、動かなくなっちゃったんです」
「あー。 別売りのナントカ(なんとなくいかにも高そうな名前。ビビる)
  を付けて頂いて、容量を増やす、という方法があります」

(それって、一番お金がかかるやり方じゃないのかえ~?)

その私の無言の抗議が通じたのか、店員さんが心を入れかえてくれました。

「あとー、フラッシュメモリ、っていうのがあるんですよー」
「それって、高いんですか?」
「いえー、色々ありますけどー、そんなでもないですー」
「ほう。」 (だったら、それを早く言えよ~、なんだよ~)

次の棚に行くと、フラッシュメモリちゃん達がズラぁ~。
昔、チルチルミチルというライターがありましたが、そんな感じ。

「こちらでも充分ですよ」
とすすめられた一番容量の少ない物をけり、
二番目の 512MBのものを購入。

これでスッキリできるわぁ、と家についてスグにパソコンの前に直行し、
フラッシュメモリをUSBポートに接続すると、
ラビちゃんがちゃんと認識してくれました。
なんと、認識したその名前は

     『USB大容量記憶装置デバイス』

これは期待できますね~。 なんか、ガンダムとかも動かせそう。
ラビちゃんのおなか、全部空っぽになっちゃうんじゃないの~。
わくわくぅ~。

とりあえず、マイピクチャーからやってみようカナ、と早速トライ。
目の前でファイルがどんどん飛んでいきます。

お、いいね~、と思いながら見つめるやんぷぅ。

すると・・・ 『ピロロン。
          受け側のドライブがいっぱいです。
          新しいディスクを挿入してください』

どうした?!


大容量記憶装置デバイス?!


名前だけだったの?
JAROに言いつけちゃうよ。

・・・ガッカリです。
小さいファイルをフロッピーにちまちま落としています・・・。