雪道で・・・ | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

私は雪道を歩くのは
結構得意です。
子供の頃から、雪道で転んだ事は殆んどありません。

ただ、一度だけ、
ものすごく!
ほぼ一生分位のイメージで転んだことがあります。

それは20歳位の時、
家を出ると、道路はてかてかのつるつる。
しかも私の家は、坂の上にありました。

ちょびちょびと、どうにか歩いていましたが、
ある場所にとん、と足をおいた瞬間、体は宙に浮き、
私は大の字になって、しりもちをついてしまいました。


「ありゃりゃ」と思い、立ち上がると、
その場でまた、ツルっ。 
大の字。


「こりゃ・・・」と、立ち上がると、またもやツルっ。
超大の字。

摩擦ゼロです。
摩擦って、結構ありがたいものダッタノネ。

私は、その場で立つ事はあきらめ、しゃかしゃかと這って移動し、
あらためて、あまり凍っていない所で立って、
パンパン、とおしりや背中をはらってました。

ふと、冷静になり、顔をあげると、
そこには、一台のトラックが停まっており、
一部始終を見ていた運転手さんが、爆笑してました。
失敬なっ!

・・・毛糸のパンツ、見られた。(3回も。)
すごく恥ずかしかったデス。



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