はじめてのおつかい的な、その2 | 南の絵本

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--日々是はぴごら--

京成本線に無事乗れたやんぷぅ。(←いや、無事っていうか遅れてる・・・)

次の難所は京成津田沼駅です。

ここはあまり大きな駅でもなく、無事に乗り換えできました。

そして目的地、千葉中央駅に、『乗換計画書』より約30分遅れて到着。


ここから歩いて9分の所に、目的の地が。


駅から出たものの、どちらの方向に進んだらよいのかわからず、

目立たない様にキョロキョロしていましたが、

ここはホラ、駅前には 『案内図』 っちゅーものがありますからね。


それを見て。


・・・それを見て。


・・・やんぷぅ、よく見て!




・・・わかりづらっ!! ォョョ(@Σ@;)




案内図に書いてある道路の感じと、今目の前にある景色、違いすぎる・・・

駅前の小さい広場から、道路が放射線状に何本も伸びていて、

何番目? と数えてみても、なんか数、合わない。

どれか、数えない道路があるようです。 (←この辺が・・・><;)


とりあえず、あの道を行ってみようと決め、(←だから、この辺が・・・><;)

歩いて行くと、『千葉市美術館』 の幟がぱたぱたとはためいていたので安心しました。


あ、目的地言っちゃった。

(秘密にしている必要は全くなんいだけどね、へへ。)


『千葉市美術館』 と看板がついている建物に無事到着したものの、

そこには

『ここは入り口ではありません』 の貼り紙が。

そして、もっと進んでいき、角を曲がると



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区役所!!


美術館は?! 美術館?!


玄関に近付いてよく見たら、区役所の中に美術館があるとの事で一安心。

もう、いちいち心臓バクバクです。


ここに何をしに来たかというと、コチラ 

     ↓

「田中一村 新たなる全貌」展   



好きな画家は沢山いるけど、その中でもとりわけ、特別、めいいっぱい

わたしが一番好きな、とかそんな言葉じゃどこにも足りないくらい

愛してやまない、

田中一村先生展を観に行ってきました。


一村先生は才能も実力もとびぬけたものがありながら

その誇り高さ故に中央画壇と決裂し、奄美に活動の拠点を置きました。

売る為の絵を画く事を外道と言い放ち、売る事をよしとしなかったので、

一村先生の絵は、ほとんど出回る事なく、

お世話になった方の手元に何点かの色紙などが残されているくらい。 多分。


いつか奄美に行って、先生の作品をこの目で観たい、

というのが長年の夢でした。


それが千葉で先生の絵が観られる?!と知った日から、

観たくて、観たくて、毎日先生の画集を手にとっては

あきらめなさいと自分に言い聞かせてきたのです。


だって失業中ですよ。

そんな贅沢許されません。


あー、でも、行きたい。


と、毎日毎日思い悩んでいたのです。 


でもねー

明日死ぬかも知れないのに


まして先生の絵が、わざわざわたしに近づいて来てくれたのに


行かない理由はどこにアル?!


って事で決心して、やって来た訳ですよ。

この方向音痴のおとぼけやんぷぅが。


感想は・・・

そんなに聞きたい人もいないと思うので、省略します。


行って良かった、

ほんとうに良かった、という事だけお伝えしたいと思います。


孤高の画家、

画く鬼、

と呼ばれた一村先生。


でもその絵を観たら、先生が小さな木の葉一枚一枚、

鳥の羽の一本一本まで優しさを注いでいた事を感じる事ができます。


あー、感動した!

思い出しただけで涙でそ。




雰囲気だけでもどうぞ

     ↓



田中一村展、展示室の風景




では、続きまた後ほどアプ致します。