入院記 ③ | ぴよぴよぺさ~ろ~る


大分間が空いてしまいましたが

続きを書いていきたいと思います










前回のブログは

骨髄検査が終わったところ

で終わりましたが

この骨髄検査は実は種類があるんです



① 骨髄穿刺

② 骨髄生検



この二つです

私は何の疑いもなく

穿刺(せんし)をしたと思い込んで

ブログにも骨髄穿刺の

体験談を書いたのですが

実際どっちだったんだろうと疑問に思い

医師に尋ねたところ



「両方やってんじゃないか?」


カタカタカタ・・・(PCでカルテを見ながら)


「うん両方やってるな」



と予想外の答えを頂きました

死ぬほど痛いと噂の骨髄検査



①は採取する場所(胸か腰)を

 局所麻酔し穴を開けた骨に

 注射針を刺して骨髄液を採取


②は上記と同じ方法で(部位は腰)

 骨組織を含む造血組織を採取



①の穿刺は血の採取なので

針の太さが2㎜程度で

②の生検は組織も採るので

針の太さが3㎜程度と聞きました

私の場合この後詳しく書きますが

病室での”死の悶絶動脈採血”の方が

はるかに痛かったので

注射針の細い穿刺をやった

と思っていたのです

だって3㎜って相当太いですよガクブル

その太さの針が自分に刺さって

大丈夫だったなんて

俄かには信じがたい話です










前置きはこのくらいにして

続きに行きます










骨髄穿刺と生検が何とか終わり

止血をされ施術してくれた医師に



「じゃ!また上(病室)でねwww」



と言われて意気消沈している私に

このままベッドの上で

1時間の行動禁止を命ぜられました

終わってすぐに看護師さんに



『母に会えますか?』



と聞くと待合室にいた母を

呼んできてくれました










しばらくして飲み物を買いに行った母が

今度は私の相方さんを連れて

施術室に帰ってきました

点滴やらなんやらと機会に囲まれた私を

不安そうに見てくるので



『大丈夫だよ』

『痛かったけどwwwもう大丈夫』



と言うと

いきなり泣き出してしまいました

ビックリして私も涙目になり

オロオロしていると



「泣いてない(キリッ」



と泣き顔で否定してくれました笑










数十分後に看護師さんが訪れ

今後の説明をされました



「今日は生ものは食べないで下さい」

「家に帰ってもお酒は」

「飲まないで下さいね」



私たちは…

え?入院じゃなくて帰れるの?

実は大したことないの?やった~

と思ったのもつかの間

恐怖の検査結果を持って

何人かの医師がやってきました










「骨髄検査の結果が出ました」

「今回は白血病ではないようです」

「ただ原因がわからないので」

「入院して検査をさせて下さい」

「白血球の数が正常に戻って」

「熱が下がるまで入院です」



良かった

取りあえずは安心しました

母も少しは安心したようでした










さて人生初入院になってしまいました

しかも合併症や何等かのウイルス感染が

今の私には死に直結する状態との事で

なんと1泊2万もする個室に

入れられてしまいました…

私…入院保険入ってないのに・・・

そんなしょうもない事も考えつつ

まぁすぐに帰れるだろうと

能天気にベッドに横たわっていました