お写真です。
Voigtländer Apo-Lanthar 50mm なので、予定よりも大幅に小さい画像となりましたが・・・
撮影してきましたよ、ネオワイズ彗星さん。
旬であった7/20を逃してしまい、1等星の明るさも、尾っぽもわかりゃしません。
その後も本州は厚い雲に雨の日々。なんてこったい。
撮影したのは7月31日20:45
なんと!5等星程度の明るさです!
滅茶苦茶暗い!!!おっさんの肉眼では見えない!
ネオさんがおられるであろう方角を適当に撮っていればどこかに写っているであろう作戦です。
(ポラリエという安価な赤道儀を持っていながら使用していないため、シャッター15秒の開放で流れています。
500/50mmで10秒以内なら辛うじて星を点をとらえることができるらしいです)
でもね・・・この日の目印である「かみのけ座」の位置すら見誤って撮影してしまったのですよ・・・
たまたま位置を変えつつ撮影していたので、なんとか真ん中らへんに写っていたのがこのお写真。
どこに映っているのか?っと。
ちょっとだけ加工してみました。
赤枠部分を等倍で。
エメラルドグリーンっぽい、ぼやっとした星。これがネオワイズさんらしいです。
「らしい」かい。
前後数枚の写真をネオワイズの位置に縦横方向だけ合わせて何枚か焼き込んでみました
わかりません。
やっぱりわかりません。
上記の2画像、Vixenさんに違反にならないか確認しての掲載です。
Vixenさんが提供しているスマホアプリの中に「Comet Book」というアプリがあり、日時を指定して、彗星の場所を確認することが出来ます。
もちろん現在の位置をスマホの各種センサーと連動して表示させることもできる優れものです。
画面を見て頂いてわかる通り、仰角も方位も記載されているため、きちんと道具さえ持って行っていれば、こんなに苦労せず、もっと焦点距離の長いレンズで撮影出来たハズ・・・
色々と悔やまれる結果とはなりましたが、先の撮影した日時を指定されている「Comet Book」スクリーンショットで、答え合わせをしてみましょう。
ネオワイズ彗星以外に緑の〇に?がありますが、「Comet Book」によるとレモン彗星とアトラス彗星もこの写真の範囲内にあったようです。
左上の〇はレモン彗星で、6月から7月にかけて6等星前後、左下の〇はアトラス彗星で5月末にはマイナス等級になるほどの明るいさになる!と、ものすごく期待された彗星でしたが、4月に入ってから核が崩壊してしまったそうです。
8月12日頃に三大流星群の一つであるペウセウス座流星群が見ごろを迎えますが、コロナですからね・・・
光害の少ないエリアでの観賞は難しそうです。