エピローグ1の続きです。
※以下ネタバレにご注意下さい。
(う~ん、眠れない…)
主人公ちゃんは幸人先輩が近くにいて気になって仕方ない。
幸人 「…**」
主 「はい?」
名前を呼ばれて寝返りをうつ…
それと同時に幸人先輩が抱きついてきた。
(え…!?)
突然のことに頭が真っ白になっちゃう主人公ちゃん!
幸人 「う~ん…」
主 「幸人先輩?」
幸人 「……」
どうやら寝ぼけてたみたい!
(ビックリしたぁ~)
起こさないように、腕から抜けだそうとしたけど…上手くいかない。
結局目が冴えちゃってあまり眠れなかった主人公ちゃん。
朝…幸人先輩に起こされたけど、まだ眠い主人公ちゃん。
今日は午前中から大学を見学する予定。
受付で手続きを済ませ、キャンパス内を見てまわる。
そこへ大学の教授が幸人先輩のもとにやって来ます。幸人先輩が話したいって言ってた教授が今日来てるらしい。
幸人先輩にすぐ終わるから待っててと言われ、主人公ちゃんはベンチに腰を下ろして幸人先輩を待っています。幸人先輩遅いなぁと思ってると、2人の学生に声をかけられる主人公ちゃん。
大学で日本語を習っているらしく、ヒマなら日本の事を教えて欲しいと言って、主人公ちゃんを校舎の方へ連れて行こうとします。
幸人 「…何してるんだ」
幸人先輩が主人公ちゃんの方に駆け寄ってきた。
2人を鋭い視線で睨みつけて追い払ってくれました。
大学を後にして部屋に戻る。幸人先輩に明日も学校見学する予定で…**はどうする?と言われる。
主 「どうするって…?」幸人「観光したいなら一人で行ってもいい。日本語のツアーを頼めば問題ないだろう」
主 「…大丈夫です」
幸人 「そうか」
主人公ちゃんの気持ちに気付いてないらしく、幸人先輩はサラリと言う。
4日目の朝…
パリの街並みにも慣れてきた。
主 「今日はどの大学に行くんですか?」
幸人 「大学はもういい、シャンゼリゼ通り、行きたかったんだろ?」
主 「えっ…はい!」
主人公ちゃんがガイドブックに印をつけていた名所を、覚えててくれたみたい!主人公ちゃんは嬉しくて笑顔がこぼれる。
(そういう所…幸人先輩が主人公ちゃんの事が好きなんだなぁと感じます)
通りに面したお店の前で主人公ちゃんは足を止めて、ショーケースの中の綺麗なブレスレットを見てると…
幸人「欲しいのか?」
主 「あ、い、いえ…」
幸人「待ってろ」
そう言ってお店へと入って行った。
しばらくすると幸人先輩は手ぶらで出てきた。
そして強引に私の腕を掴んだ。
(えっ…?)
幸人先輩は主人公ちゃんの腕にブレスレットをつけた。ショーケースにあったものと同じみたい。
主 「…いいんですか?」幸人「学校見学に付き合わせてしまったからな」
主 「あ、ありがとうございます!」
主人公ちゃんは幸人ちゃんの手を取って歩き出した。
夜風に当たりながら、街並みを見下ろす。
今夜がパリ最後の夜…
明日には帰るんだと思うと、なんだか寂しい。
幸人「何してる?」
幸人先輩が隣にくる
主 「ホテルから見えるこの景色を眼に焼きつけようと思って…」
幸人「そうか…」
主 「それにしても、旅行に誘ってくださってありがとうございました。本当に楽しかったです」
突然遠くから、ドーンという音が聞こえてきた。
主 「あ!」
遠くの夜空には無数の大きな花火が咲いた。
主 「すごい、きれい…」幸人「ああ…」
しばらく無言で花火を見つめる。隣にいる幸人先輩の手が少しだけ触れる。そしてお互いに、どちらかともなく手を絡めた。
※エピローグ 3に続く
こ、これって…)