前世療法の先生に出会い、

その先生の元で、

厳しい修行しようと

心に決めた続きの話です。


そう決めたものの、

一体どのようにして修行したらいいのか。


一番の希望は、

先生がされていることを

四六時中見ることができて、

その背中を見て学び、

時々実践的な指導を受ける、

そんなイメージでした。

でも、

それは現実的ではありませんでした。


少し、

そんなことができたらいいなぁ、

なんて、話を振ってみましたが、


「僕は弟子は取らないし、スタッフもいらない。

1人でやってるからね」

というお答えでした。


先生はそういうところが

少しクールで冷たくも感じられ、

カウンセリングのグループでは、

あまり評判が良くありませんでした。


「言われ方に傷つくからもう参加しない」

と言う人もいるほどで。


でも、私にはそういうクールさが、

とても誠実に感じられ、

師を持つなら、

こういうやりとりができる方でないと、

そう思ったんです。


それで、

希望のイメージとはほど遠かったですが、

先生がされている講座に、

興味があってもなくても全て通い、

個人セッションを受け、

とにかくできるだけ多くの時間を

先生とやり取り出来る場に、

費やすことにしました。


個人セッションを受けるために、

お金と悩みをかき集めていたあの頃が

懐かしいです。


セッションをするほどの内容でなければ、

すぐ終了されそうでしたから。


個人セッションは、

それなりに成立していましたが、

私にとっては何度にも渡るプレゼンでした。

自分が今後何をしたいかを伝え、

スタッフとして置いてもいいと

思っていただける何かをを提示する。

あの時は、

姑息にもそんなハラを持ちながら、

個人セッションを受けていました。


なんでもかんでも、

こんなふうに積極的ではありません。

多分、よっぽどこれだと思えるものに、

出会ったのですね。


でも、どこかで限界を感じて、

諦め、個人セッションは卒業しました。


でも一年くらいしてから、

私がイメージした通りの状況が

やってきたのです。


これは本当の話ですが、

あの頃の私は、

ものすごく研ぎ澄まされていて、

いろんなことがおかしなレベルで

わかるようになっていました。


聖なる予言のワークやカード、

前世療法や気功を通して、

見えないものとつながる力が

すごく上がっていたのです、


それで、私が願っている事を、

私のハイヤーセルフが

先生のハイヤーセルフに伝え

ハイヤーセルフ達が2人で

話し合っているのが見えていました。


どちらかと言うと、

私のハイヤーセルフが

積極的に交渉しているのですが、

言っているのはお願いではなく、

そっちにもメリットがあるの分かるよね?

スタッフにしなさい、

と言う交渉でした。

これは本当に本当の話です。


後は、現実的なシチュエーションの計画が

話合われていたようでした。


そしてついに、

ひょんな事から、

先生にスタッフが必要な状況が生まれたのです。


それまでは、

マンションの一室で、

先生1人がやっている治療院で、

一対一で、

施術やカウンセリングをしてもらう、

それを求めた方々が、

主なクライアント様だったのですが、

事情があって、

場所を変わらないといけなくなり、

人の流れも変わって、

1人では回せなくなりそう、

そんな感じでした。


先生は、

“そう言えば、

ずっと弟子かスタッフにしてくれと

アピールしている奴がいたような"

と思いついてくださったようで、

声をかけていただきました。


「来たいのだったら、今ならちょっと手伝ってもらえることがあるから、来てもいいよ」

と。


直ぐに、

自宅のリフォーム中の工事現場に

案内してくれました。

「これは現実なの?」

と不思議に思いながら、

眺めていたのをよく覚えています。


この時の、

私の覚悟の決め方はすごかったなと思います。

普段は優柔不断で不決断の、

代表選手のような人だったので。

その時の私の生活は、

パートをして、

家事をして、

子育てをして、

PTAをして、

トールペイントで出張教室を

始めたところでした。

(トールペイントは、引きこもっていた時に、精神の安定のために始めたのですが、そこでもまたプロになろうとしていました。)


私はその全てを止めて、

これからの新しい生活に全てを捧げる、

そんな覚悟を決めました。


子育てはやめるわけにはいきませんが、

神様の采配というのは、

全てに行き届いていて、

3ヶ月前に、

夫が単身赴任になっていたのです。


それで、

ものすごくやり易かったわけです。

2人の娘は、4年と6年になっていて、

母がどういう状況にあるのかも

理解してくれるし、

上手く指示をすれば

かなりのことが、

自分たちだけでできるようになっていました。


あの時、

一つはっきり宇宙にオーダーしたのは、

「このことで、家にいる時間は減るけれど、

子供たちが寂しい思いをする事は無い」

でした。


この辺のことを久しぶりに思い出し、

文字にしましたが、

この時の神様の采配は

お見事と言うほかありませんでした。


🍀今日もお読みいただき

ありがとうございました🍀