
<2017年3月16日(木) 自宅前にて響と>
幼稚園児の母親としての、長かった8年間の幼稚園生活が終わりました。三兄弟がお世話になったのは大森ルーテル幼稚園。幼稚園バスもなく、給食もなく、保護者の協力を比較的多く求められる幼稚園だと思います。我が子の幼稚園生活にしっかり関わりたい方にお勧めです。長男を通わせていただいて大変満足だったので、次男、三男の入園時には他の幼稚園を一切考えませんでした。兄弟姉妹枠があるようで、下の子が入れなかったという話は聞いたことがありません。
卒園式で述べさせていただいた「感謝の言葉」を掲載させていただきます。
******************************
暖かな春の陽射しが感じられるようになり、早いものでゆり組の子どもたちが卒園する日を迎えました。大森ルーテル幼稚園の60周年という記念すべき年に、32組の親子が元気に巣立っていけることを神様に感謝いたします。
三年前、入園式でのあどけない姿が昨日のことのように思い出されます。毎日幼稚園に通うのが精一杯だったはと組、お友達と遊ぶことの面白さを覚えたすみれ組、自分より小さい子の面倒を見てあげられるようになったゆり組。子どもたちは三年間でなんと立派に成長したことでしょう。今、目の前で座っている姿がとても大人びて見えます。
先日、保育参観で自由遊びを見せていただいた時のことです。ゆり組のお部屋で子どもたちが滑り台を滑っていました。最初の子は座って滑りました。次の子はしゃがんで滑りました。次の子は立ち上がって駆け下りました。次の子は仰向けになって、次の子は頭を下にして、次の子はうつ伏せになって、次の子は四つん這いになって、驚いたことに10人全員が違う滑り方をしたのです。
ルーテル幼稚園の自由保育の一端を垣間見たような気がしました。こんな風に何をする時も自分の頭で考え、体を動かし、その度にお友達と喜び合ったり、ぶつかり合ったりしながら毎日を過ごしてきたのでしょう。先生方がいつも子どもたち一人一人を見つめ、時には温かい言葉を掛けてくださり、時には体当たりで接してくださいました。子どもたちは安心して自分のやりたいことに挑戦し、それぞれの個性を存分に伸ばすことができたと思います。本当に恵まれた幼稚園生活を送らせていただきました。先生方に感謝の気持ちで一杯です。
さて、幼稚園には楽しい行事が沢山ありました。遠足、運動会、ページェント、りんご狩り。それらを通じて子どもたちが大きく成長したように、大人もフェスタや卒園対策などを通じて、多くのことを学ばせていただきました。学びの機会は平凡な日常にも溢れていました。子どもと一緒にお花を眺めて微笑んだ日もあれば、子どもを叱って自分が泣きたくなった日もありました。子どもの話にじっくり耳を傾けた日もあれば、大人の都合で振り回した日もありました。家族で出掛けて幸せを感じた日もあれば、子どもの前で夫婦喧嘩をした日もありました。親として思うようにできなかったこと、自分が許せなかったことが沢山ありました。でもその時その時で大人も子どもも精一杯頑張っていました。今振り返ると、全てが大切な宝物です。
私事ですが、自分の幼稚園時代にお世話になった智子先生と、今も親交が続いています。今の自分があるのは、両親と並んで幼児期の先生方やお友達のお陰であると言っても過言ではありません。ゆり組の子どもたちにとっても、きっとルーテル幼稚園での日々は心の拠り所となる思い出であり、先生方やお友達は心の支えとなる存在であり続けることでしょう。
ゆり組のみんな、ご卒園おめでとう。大森ルーテル幼稚園のますますのご発展と、先生方、教会員の方々、在園児のみなさん、そのご家族の皆様のお幸せを心から神様にお祈りして、卒園の謝辞とさせていただきます。親子共々大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
平成29年3月16日(木)
大森ルーテル幼稚園 第60回卒園児保護者代表 山田 知世子

