イタリアで初めて車を運転して行こうと決めた町がヴィテルボだった。
ローマから程近いが電車とバスを乗り換えなければならないため、それでは町をゆっくり歩き楽しむ時間がない。だから通常では行くのを諦める町だ。だが、車だったらゆっくり時間が取れるだろう。と考えたが、町の近くに温泉がある事を知ると、そこにも行く欲も出て来てしまい、結局泊まりがけで行くことになった。
ホテルは町の中心部に決め、駐車場もある事も調べた。さあいざ行かんと気合いを入れ、カーナビに全神経を集中してローマを脱出。あっと言う間にヴィテルボに入ったが、ZTLの標識が! カーナビでは、その中にホテルがあるため、一旦路駐してホテルに場所を聞きいてついに到着した。
ヴィテルボは周囲を城壁が巡り小路の坂を上った中央部にロマネスクの教会と広場がある小さな可愛らしい町だった。
町並みには家の正面に取り付く大階段が目に付き、恐らく富裕層のステイタスシンボルとしての意味もあり、脇町の卯建を連想しながら教会に辿り着くとそこにある大階段がそのデザインソースとなっているのかもと思った。
ともかく、今日は朝からレンタカーを借りる所から緊張しっぱなしで、事故なく辿り着いた事に感謝しつつ明日もあるのだと気を引き締めた一日だった。
初夏のヴィテルボにて