28. 「整理」をしてみて
スナック ロペ についてアレコレ書いていた様に思っていたが意外と少ない
のに驚いた。 このお店のカクテルに 焼酎関連のカクテルでカクテル嗜好
の女性客の70%以上が注文する品に 「 タケスペ 」ってのがある。地元の
大きな総合病院の委員長 いや院長先生が考案の 知る人ぞ知る 女性の
注文割合が最大のカクテルである。酒豪も そうでない人も あるいは、
アペリティフでもアフターディナーにでもいいような なかなかの味である。
是非 御試飲頂きたい。
・焼酎で思い出すのが 熱川温泉の研修時代の先輩の話。2歳年上の人で
随分とかわいがって頂いた。鹿児島出身の人で 日常はきちんと会話が出来
るのに 友達等からの電話が入ると ご存知の方も多いと思うが 正に第二
外国語。ぜんぜんわからん。わかりそうな糸口もつかめない。その中で唯一
聞こえるのが 「じゃっど、じゃっど」 「そやっど」だけ。その賑やかな先輩が
一度だけ淋しそうにこんな話をされた事がある。「以前勤務していた東京の
会社で ある縁から 大切なお客様の接待役をおおせつかった。 何の迷い
も無くいつものお店にご案内して、焼酎をたのんだら いきなり『君は僕を馬鹿
にしているのか』と立腹して店を出ていかれた。訳が分からず 翌朝 上司に
相談したけれど上司にも分からない。そのうちだれか若い社員が『焼酎が原因
では』と、恐るおそる言い出した。その上司とお詫びに言ったらね、はたして、
大正解。すごく 残念でつらかった」との事だった。今の焼酎ブームからは想像
できない昔話ではある。そのホテルでは 毎夜太鼓のショーをやっていて
その大住先輩と僕と もう一人 落合さんと言われるフロント課長が交代で
そのショーの司会をしていたが ある夜に 少し宴会場で酒を頂いて 舌が
すべる( いつもの事と言われればそれまでだが )状態で「 次の前打ちは
鹿児島出身の『じやっど』でございます」と紹介したときには 会場全体が
シーンの失敗談。
・・もうひとつ カクテルの思い出。随分前、本当に随分前、マスターに「 なー、
マスター独自のカクテルは無いのかょ 」って聞いたことがある。その時には
あいつもこれほど長い時間僕にもてあそばれるとは思っていなかったらしく、
勿論僕も今日まで 折にふれ時にふれ 笑いがほしい時に 題材にしてしま
うほどになるとは感じもしなかった お品に 「 ファースト キス 」ってのが
ある。飲み相手が女性の方だけの時に、ちょくちょくたのんだりしていたのだが、
彼自身も 若い頃の作品ではあるし、あまり気に入ったものではなかったようで
しだいに提出を拒否する場面が多くなり、レシピも教えてくれなくなってしまった。
でも僕は正直好きだった。グラスのふちに砂糖がまぶしてある素敵な色の
代物だった。ただいつも「 おかわり 」っていうのは なぜか僕だけで、
「 うまいでしょ ? おかわりは? 」って聞いても 「 おいしい。うーん、そうね、
じゃあ次はジントニック 」なんて返事ばかりだったこともご案内して カクテル
そのものの評価は皆さんにお任せします。僕のブログで見たって 言っていた
だければ 先着20杯の「 ファースト キス 」は私払いといきましょうか。当然
女性だけですぞ。も一つ警告。気をつけてたのんで下さいな。もしマスターの
機嫌が悪くなったりしたらそれは 間違いなく あなたのオーダーの仕方が
悪いせいですから。