Shin Giwon

【 This Love 】





takachin巡る季節心の詩



金子みすゞ

1903年(明治36年)4月11日生誕
1930年(昭和5年)3月10日死没
享年26歳

本名
金子テル


【 なかなおり 】




げんげのあぜみち、春がすみ、
むこうにあの子が立っていた。

あの子はげんげを持っていた、
わたしも、げんげをつんでいた。

あの子がわらう、と、気がつけば、
わたしも知らずにわらってた。

げんげのあぜみち、春がすみ、
ピイチクひばりがないていた。




【 たもと 】




たもとのゆかたは
うれしいな
よそゆきみたいな気がするよ。

夕がおの
花の明るい背戸(せど)へ出て
そっとおどりのまねをする。

とん、と、たたいて、手を入れて
たれか来たか、と、ちょいと見る。

あいのにおいの新しい
ゆかたのたもとは
うれしいな。




【 日の光 】




おてんと様のお使いが
そろって空をたちました。
みちで出会ったみなみ風、
( 何しに、どこへ。)
とききました。

ひとりは答えていいました
( この明るさを地にまくの
みんながお仕事できるよう。)

ひとりはさもさもうれしそう
( わたしはお花をさかせるの。
世界をたのしくするために。)




ひとりはやさしく、おとなしく、
( わたしはきよいたましいの、
のぼるそり橋かけるのよ。)




のこったひとりはさみしそう。
( わたしはかげをつくるため、
やっぱり一しょにまいります。)





親愛なる閲覧者様の皆さん

こんにちは。

大好きな
金子みすゞさん

以前の消したブログの時とは
 別の詩を

これまた
金子みすゞさんの詩を
朗読するのに
BGMとして
ピッタリな
おいらが
大好きな
シン・ギゥオンさんの
曲で…

  朗読って…
おいらは
詩を詠む時は
声を出して…

ふっ、と
我に帰った時は
ちっと
はずかしいのたがぁ…




この
【This Love】
再投稿で
   ありますが…

調子こいて
再投稿ばかりで
申し訳ないが
おいらの詩も
載せちまいます!!





月の灯る木の陰で


誰にも言えずに泣きました、


誰にも見られず泣きました、


星の雫がこぼれるように


夜露が野山を濡らすよに。



takachin




以前のブログを
御存知の方

何度も
おいらの詩を
詠ませちまって
   ごめんよぉ…
っとくらぁぁ!!


本日も
お付き合い
いただけました
親愛なる閲覧者様の
皆様へ

 長々と
ごめんちゃい
  で、

心より

さんきゅっ!!!