岐阜県多治見市のオリベストリートの骨董店 仏像を楽しむ「珍品家」です。
新型コロナの影響で骨董市が自粛されている昨今、珍品家はただただ珍品探しに東奔西走している日々です。
常連様が喜んでもらえるような良い物は値も張り、安く仕入れて安く売りたい珍品家としては、入手困難なお品も多く、仕入れの難しさを肌で感じておりますが、今日紹介します珍品家ブースの品々は苦労して入手した数々です。
今日は、個々の紹介はできませんが、狭いブース内で出来るだけ分かりやすいように撮影したつもりです。
では珍品家が間借りしている「亘」入り口です。
珍品家は二階の一角にあります。ガラスケースの左から入ります。
入って右側の品々です。
厳つい金剛力士像2体と下が珍品家が好きな大型大黒天です。
下の写真に蔵王権現があるのですが、見えませんね。
入って左側の棚です。
左が室町時代といわれるお釈迦様座像と中央が江戸中期頃の如意輪観音です。
如意輪観音は白紐で縛ってありますが、地震対策です。
焼き物も少し置いています。
奥が鎌倉時代の瓶子(へいし・共継ぎ)、中央が瀬戸焼、室町時代の三耳壺(さんじこ)、手前が瀬戸焼明治?の脇水指です。
屋根裏にもたくさんの仏様に鎮座を頂いております。
下の写真
ここが正面の棚です。
中央の白っぽい神像座像は平安仏と言われ、右端が宇賀弁財天です。
右側の厨子に入る白っぽい「文殊菩薩も平安仏?と言われております。
下の観音様も彫の素晴らしい良い仏様です。
左上のお二方は、民衆仏の恵比寿大黒様、珍品です。
江戸前の厨子入り玉眼天女像?です。
左が江戸中期の御深井焼の絵違い皿で、右が江戸後期の瀬戸焼?のエッチ皿。
中央左の皿が古九谷様式の古いお皿で右が江戸後期頃の黄瀬戸のお皿です。
恵比寿大黒が好きな珍品家ですが、お顔の表情に拘り、民衆仏っぽいお品を収集しております。
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下の写真
この角度の写真の方が分かりやすいですね。
右上の白っぽい文殊菩薩と左の観音様
素晴らし彫です。
余り見ない鎧(よろい)徳利です。
ひょうたん型の鎧は見ますがこの形は珍しい?と思うのですが。
木彫の烏帽子です。
木味が素晴らしい時代不明の珍品烏帽子です。
大型の大黒天です。
インドヒンズー教では戦闘の神、ヒンズー教から大乗仏教や密教が取り込んで、中国経由で日本に入りますが、日本では幸福の神として七福神のお一方として民百姓に慕われ、鎌倉時代から二本立で俵に乗る大黒天が散見されますが、江戸期では殆どが俵に乗りにこやかにな表情の大黒天が製作されるようになります。
大型大黒様は二体所有しておりましたが、歴史を良く知る50代のお方の目に留まり、時代の古い小槌を持たない大黒様の方を購入されました。
左が中国の古い青磁の壺で右が江戸中期の御深井焼の大型香炉です。
何れも無傷です。
上が獅子香炉で下が中国漢時代の文字瓦です。
(商談中)
下も民衆仏の兜を被った珍品戦闘の神?、詳細は不明です。
まだまだ紹介しきれないお品を多数所有しておりますので、御連絡下さい。
おまけ
自宅の庭に鎮座される大型の恵比寿大黒様と下が雪の帽子に雪の衣をまとう地蔵菩薩です。
お問い合わせは、
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