古今集 巻一 春歌上 10番
春のはじめによめる
ふぢはらのことなほ
春やとき花やおそきと聞きわかむ鶯だにもなかずもあるかな
暦で春は来たけれど、春は早く(疾く)来たのか、花は遅いのか、鳴き声で聞き分けたいが、
その鶯さえ鳴いてもくれないよね
とき : 疾き。形容詞疾しの連体形。早い。
藤原言直は900年頃、醍醐天皇あたりの人です。
古今集 巻一 春歌上 10番
春のはじめによめる
ふぢはらのことなほ
春やとき花やおそきと聞きわかむ鶯だにもなかずもあるかな
暦で春は来たけれど、春は早く(疾く)来たのか、花は遅いのか、鳴き声で聞き分けたいが、
その鶯さえ鳴いてもくれないよね
とき : 疾き。形容詞疾しの連体形。早い。
藤原言直は900年頃、醍醐天皇あたりの人です。