今日はものすごい暑さでしたね。

 

次女が炎天下の中、体育の授業があった後、LINEのビデオ通話をかけてきたのですが、話をしているうちに、疲れてソファで寝てしまいました(笑)

 

なので、わたしは今、次女の寝顔を携帯で見ながら、このブログを書いてます(笑)

 

ものすごいことができる時代ですね。

 

わたしの子供の頃は、テレビ電話なんて夢のような話でしたし、距離も通話料も気にしなくていいテレビ電話ができるなんてびっくり

 

延々寝顔を見ていられる未来がやってきたんだなぁ(笑)

 

 

 

さて、わたしはかごバッグが好きで、夏になると嬉しくなってクローゼットから出してきます。

 

今は去年から使っているかごバッグをヘビロテで使ってます。

 

かごバッグを持つ季節になると、いつも思いだすおばあさんがいます。

 

夏になると、夏用のお着物をきっちりと美しく着て(浴衣ではないところがまたステキだった)、見るからに上質なカチッとしたかごバッグを持って、商店街にお買い物に行かれるおばあさんが、近所に住んでいたんです。

 

それは、わたしが初めて東京に住んだ頃で、今から30年ほど前のこと。

 

初めての東京という場所と、そのおばあさんのきっちりと美しい着物姿が、わたしの中で重なって、「粋な江戸」っていうイメージそのものでした。

 

実際、その街に住んでいた3年くらいは、小さな嫌なことばかりあって、今思い出しても、大変だったなぁと思う日々でした。

 

人があまりにも多くて、「人が人を邪魔に思っている」ことが、あらゆるところに影響を与えているのが、本当に嫌だった。

 

そんな時間の中で、あのおばあさんの凜とした美しい姿は、キラッと光るような思い出として心に残り続けています。

 

少し前の日曜日、ふと思い立って、初めて住んだその街を訪ねたんです。

 

当時主人は転職したばかりで、新しい会社にとにかく近いところに住もうと、電車で10分、商店街を歩いて15分で帰って来られるところに住んでいました。

 

主人と二人で、駅の周り、よく歩いた商店街、昔住んでいたアパートの周りを散策しました。

 

なつかしかった〜。

 

おばあさんの家は、古い家だったけれど、玄関まわりだけを見ても、手入れが行き届いた美しさがありました。

 

もうそのお宅は無くなっていました。

 

私たちが住んでいた小さなアパートはまだ残っていました。

 

1階をわたしたち夫婦が借りていて、2階、3階は大家さんとその家族が住んでいました。

 

もう古いのに、アパートそのものが光輝いていました。

 

大家さん(のご子息だと思う)が、本当に大切に住んでいらっしゃるんだろうなぁ。

 

 

 

わたしのヘビロテしてるかごバッグは、妹のお古ですが、いつかあのおばあさんの持っていらしたような上質なかごバッグを持ってみたいなぁとずっと思っています。

 

でも、あんなふうにステキに持てるようになるには、まだまだ人生の修行が必要だ。

 

蔵前の駅前に、かごバッグがたくさんあるお店があるそうで、近々行ってみたいと思ったりしてます。

 

 

 

次女はまだ寝ています(笑)

 

わたしはお夕飯を作りに行きます〜