配信で観ました!
最初から最後まで、本当にすばらしかった〜!
どの演目もすばらしかったけれど、終わって真っ先に頭の中に浮かんできたのは、Seishiroさんと真央ちゃんのダンス「地球儀」でした。
とても言葉にできない。
思い出しただけで、涙が出てくる。。。
お二人の美しい魂を見ているようだった。
「舞台」というのは、スケートリンクと大きく違いました。
想像以上に、エンタメ感が薄れて、すごく芸術に寄るんだと感じました。
舞台の上は、スケートリンク以上に、小手先のものでは太刀打ちできないような厳しさがありました。
しかし、Beyondからさらに進化したキャスト全員が、本当にすばらしい芸術作品を見せてくださいました。
そんな舞台の上、いつもと明らかに違うのが、照明。
強い照明が正面から当たるので、スケーターみんなが本当にきれいでした。
真央ちゃんも最初から最後まで、本当にきれいで、最後の幕が降りる瞬間まで、信じられないくらい気高かった。
生のオーケストラが奏でる音楽が思った以上に生もので、演奏者のエネルギーが乗ってきた時の迫力、個々の楽器の繊細な表現は、テレビ画面越しでも胸に迫るものがありました。
最初の合唱はどうやって合わせていたんでしょう。
時々魔法のようだと思うところがありました。
印象に残った演目は、たくさんありますが、私の中では、最初に書いたSeishiroさんが出ていた場面が、とにかく心に残っています。
ダンスって目に見るものなのに、この二人の美しさは、目に見えるものにとどまらない。
芸術としか言いようのない何かに心を掴まれて、戻ってこられないのです。
深い愛が伝わって涙が滲んだKiss the rain。
真央ちゃんは、どんどん愛の人になっていって、捧げる人になっていく。
HideboHさんが、幕が降りた後、「浅田真央さんという生き方とご一緒できてよかった」と素敵な言葉でおっしゃっていたけれど、まさにそういうことなのでしょう。
愛に満ちた演目の後に、ゴシックな世界の死の舞踏というこの流れには、心底痺れました。
死の舞踏、とてつもなく美しく、カッコいい世界観でした。
柴田嶺さんと真央ちゃんのアイスダンス、特に紺色の衣装の大人な演目は、引き込まれました。
曲が絶妙で、それほど盛り上がるわけではなく、淡々としていて、複雑で含みのある男女のダンスにベストマッチ。
息するのも忘れて、見入ってしまいました。
Beyondの時よりも、自然で、ふたりで一体となって見えてきて、志を同じくしたもの同士の強さがありました。
エアリアルは心臓が止まりそうになりましたが、無事を知ってからあらためて見てみると、本当に二人が美しい。
生演奏のタイスの瞑想曲もすばらしく、信じられないくらい優美なスケートでした。
ラストのボレロは、なんという気高い芸術作品なんでしょう。
最後、Roseで幕が降りる瞬間の真央ちゃんの顔、ご覧になりましたか。
舞台人の顔をしていました。
本当に気高くて美しいお顔。
舞台って、なんてすばらしいんだろう。
誰がこんなすばらしいことを考えたんんだろう。
この舞台でのアイスショーの形、この先もずっと続いていくといいなぁ。