先日、私のメンターである「ガッツポーズおじさん」こと
岩本好之さん が「この本、すごいです!」と薦めてもらった
ことから読み始めた本なのだが、合唱団やオーケストラ
の指揮者である著者自らの体験を通して、あらゆる人間関
係構築の方法論として読むことができる本だと実感。
特に、著者の方が交通事故に遭って入院生活でひたすら
「自問自答」を繰り返したことで、その後の人生観が変わり、
入院前とは違った方法でメンバーをまとめ上げ、それまで
コンクールでなかなか結果が出なかったのが、全国優勝
を達成する。
「あるがまま、事実を見る」
「不幸の原因はモノサシ」
「どんなことも『受け止める』ことは大切」
など、自分自身まだまだ学ぶことが多いなぁと思う。
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たまたまこの本を読んでいるタイミングでブラスバンドの
定期演奏会を観に行くことに。
クラシックは、前にいた会社の時に同期が市民交響楽団
の団員だったことで誘われて観に行ったことがあったのだが、
今回ウン年ぶりに演奏会を聴くチャンスをいただいた。
30名程度の比較的小規模な編成ということと、クラシック
というよりは、ジャズのスタンダードナンバーやジブリ音楽の
メドレーなど「気軽に楽しめる」曲が中心ということで、もちろん
演奏者の心地よい音楽を愉しむことができたのだが、指揮者
の方がどうリードしているのかにも注目することができて、今
までと違う見方ができた。
また、パートごとにメインとなる曲が入っていて、クラリネット
のソロパートまである。あっと言う間に時間が過ぎていったと
いう印象が残る、良いコンサートだった。