入院中の零くんのお見舞いに。 | チン>狆魂<タマ

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前回の日記、超気になるところで
終わっていて、かえって
ご心配掛けちゃってスイマセンm(__)m
手術前後の話をおりまぜてご報告します。

手術当日はやっぱり安静が大事
ということで昨日の夕方に零父と
ようすを見に行来ました。

グッタリ横たわっている姿を
想像してましたが、零父が先に
部屋に入るとシッポを降って
格子にカラーをガンガンぶつけて
大喜びしてたそうです。

手術あとも思ったより目立っていなくて
ひとまずホッとしました。




先生が手術前の老廃物を取り除いた
傷口の写真を撮っていて、
その写真をくださいました。

≪≪かなりひどい傷の写真なので
気を付け見てください。≫≫




これが零くんなの!?と
マジマジと見てしまいました。
こんなに悪くなっていたなんて…。
やっぱり躊躇している猶予は
ありませんでした((T_T))

実は手術当日の朝、零父は泊まり勤務で一人で
零くんを病院に連れて行ったのですが、
土壇場でやっぱりなんとか
手術は避けられないものかと悩みだし、
先生を困らせてしまいました。

まだこの時点では、薬でなんとか奇跡的に
治らないかという望みにすがってました。

悩んでいるならもう少し薬を使って
ようすをみますか?
もちろん、時間は掛かるだろうけど薬だけで
治らないこともないかもしれない。
だけど菌が入って感染症になったら、
今度は全摘出する事になるかもしれない
と先生が説明してくれました。

零の左右の目を軽く押して、かなりぶよぶよに
なってるから触ってごらん、と言われたけど、
前に零くんの目の水を拭ったとき、
めったに鳴かない零くんが小さく「アウン」と
いったので怖くて触れませんでした。




そもそも零くんの手術とは、
顕微鏡を使って行う繊細な手術で、
結膜を切り取って角膜に縫い付け、開いた穴を
ふさぐので、術後は零くんの見え方にも、
見ためにも違和感があるということでした。

状態が軽ければ角膜の傷を縫い合わせるだけで
済むのですが、零くんの場合はすでに
傷周辺の角膜がもろくなっているので
結膜を使ってふさぐそうでした
(ちなみに目玉は普通にキョロキョロ出来るそうです)

先生が説明に簡単に描いてくれた図では
瞳の真ん中を付箋紙みたいなものがよぎっていて
可愛らしい零くんの顔があんな風になってしまう
なんて不憫でたまりませんでした。

もちろん、見ためなんて気にしている場合ではなく、
零くんの痛みや傷を治す事が先決だと
わかってはいるんですが…。

そしてもうひとつ心配なことは、手術前日に
検査でレントゲンを撮ったのですが、
加齢による自然なものらしいのですが、
心臓の右がほんの少し大きくなっていました。

はぁー、やっぱり10才にもなると調べりゃ、
ゴロゴロと出てきてしまうものです。

零父は、零ぬまはいっぱい運動するから
スポーツ心臓なんだよ!!と慰めてくれましたが、
鍛えれば強くなる人間のアスリートと、
小型犬の平均寿命は14~15才と一般的に余命宣告されてる
オヤジ犬じゃ、大きさの意味が違うだろう…。

でも聴診器を当てた時、特に雑音はない、
とのことでした。

先日の去勢手術では(別の病院でしたが)、
麻酔も無事に堪えた零くんでしたが、
今回の手術は掛かる時間がもっと長く、
麻酔によるリスクも高まるということでした。

家に帰ってふとウトウトしたとき、
冷たく硬直した零くんの映像が浮かんで
ハッと目が覚めました(アブラ汗)

そして、手術をしても角膜内部の眼房水が流れ出して
いるので、もう失明してる可能性があるということも。

手術の日は血液検査の結果もお聞きしました。
腎臓、肝臓、脾臓などが麻酔の影響が
気になるところだそうで、
もう何を聞いても驚かない!!と
覚悟を決めましたが、この箇所の状態は
良好で心配要素なしということでした。

心配は尽きませんが、そもそも傷を悪化させて
しまったのも、楽観して自分の判断が甘かったせいも
あるし、もしまた手術を先伸ばしにして、
眼球を摘出するようなことになったら…。

手術をお願いして零くんを預けました。
お願いしたからには先生を信じて
すべてをお任せするしかありません。

一人、待合室に出てタオルで顔を強く抑えて
思いきり泣きました。

実は先生とお話しながらすでに少し泣いていたので、
零くんは、ナニー!?俺なんか相当ヤバイんかー!?と
おびえていたかも…(^_^;
零ぬま氏は素知らぬ顔で、さ、もう帰るか…と
ダッコ、ダッコとせがんでました。

そんなリスクてんこ盛りの手術も
無事に乗り越えたので
あとはガンガン回復するのみです!!

このあと一週間入院で寂しい思いをさせて
可哀想ですが、やっぱり設備の整った病院で
安静にしていた方が回復にも良いはずでます。

光彩が炎症を起こしていて、視力はやっぱり
ダメかもと言われましたが、良いめに言って
あまり期待しないようにとの先生の配慮と
受け取っています。

もし見えなくなっても、それなりに零くんが
タマゴちゃん投げなど、今までどおり好きなことを
楽しめるよう工夫してあげたいです。

ちなみに心臓のことですが、説明を受けたとき、
じゃあ再手術して大きくなった部分を
切ったりするのかなぁと思ったけど、
あとでよく考えたらそれって
バチスタ手術やん!!(@ ̄□ ̄@;)

ワンコの場合は薬で弁を広げたりするらしく、
零くんがその治療を受けるとしても、
薬はまだ少量でいいらしいです。