群馬県産辛み大根 | くうねり庵(ほぼ閉鎖状態)

群馬県産辛み大根

 ご当地踏み絵のついでに群馬の食材を。
 この下ぶくれた謎の物体は群馬県産の辛み大根です。すり下ろして薬味に使うための大根で、名前のとおりすごく辛いです。普通の大根も根っこの先のほうを使うとやたらと辛いですが、この大根は全体があんな感じの辛さです。普通の大根とちがって水分が少なくて、輪切りにしてみるとスが入ってることが多いです。

 どういう系統の大根なのかと思って調べてるうちに、辛みダイコンはハマダイコンという野生化した大根から作られた品種だと書いてあるサイトをみつけました。でも、普通に辛み大根というと、京都のまん丸いカブに似た形の大根が有名みたいなんです。群馬県のやつはごらんの通りの形です。同じ系統のものなんでしょうか。


検索してて見つけた参考になりそうなページ

新蕎麦と辛みダイコン
http://potager.jp/editor/031112.html
 ここに京都の丸い辛みダイコンのイラストがある。

滋賀の伊吹大根(蝮大根)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kanou/ibukidaikon.htm
 これも辛み大根の品種としてあげてる人がいるんだけど、漬物や煮物としても使われているみたい。形はやや長くて先のほうで急に細くなるからマムシに似てる→蝮大根とも呼ばれるとか。

↓この本ほしいなあ
http://kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003oct/22/W20031022MWE1K100000062.html
 地方野菜の本ですって。ほしいけど高い。まだ手に入るのかな?

辛み大根のタネいっぱい
http://www.mcci.or.jp/www/tsurusin/haruyasai/daikon/karamidaikon.htm
 けっこういろんな品種があるみたい。中之条系のねずみ大根っていうのが近いなあ。