出産育児一時金が令和5年4月1日から、原則50万円に引き上げられました。

 

 私が、第一子を出産したのが平成14年で、当時の出産育児一時金は30万円でした。

近くの個人病院での出産でしたが、病院に支払う出産費用は約40万円…

10万円追加が必要なのと、当時は一旦全額支払ってからの事後申請でした。

妊婦検診に行くたびに1万円札が飛んでいくイメージで、出産にはお金がかかるなぁというのが正直な感想でした。

 平成26年に第三子を妊娠し、同じ病院で産もうと思ったら、当時の出産育児一時金は原則42万円に引き上げられていたものの、病院でだいたいの予算と言われた出産費用は約50万円前後でした。また10万円近く追加…。

しかしながら、急遽、前置胎盤の帝王切開のために総合病院での出産に変更になったので、保険も適用され、結果は42万円でおつりがきました!直接払い制度もできていて、それはすごくありがたいと感謝しました。

 そして、今年4月1日から出産育児一時金は原則50万円となりましたが、知人に聞いた話では、出産費用は約60万円必要と言われただそうです。

 いたちごっこですよね。自費診療である以上仕方がない現状…出産も保険適用して、自己負担分を何らかの形で補助していけばいいのにとずっと思っています。

 

 児童手当の所得制限撤廃のニュースが流れてきていましたが、高所得世帯に今、本当に月5000円~の児童手当が必要なのだろうか。

 それよりも、不妊治療への助成でまだまだカバーされていない部分があるのではないだろうか。

 岸田内閣の掲げる「異次元の少子化対策」、どこにどのようにお金をかけるのか、簡単ではないこの対策が今後どのように進んでいくのか注目していきたいと思います。