アカとシロの様子が気になって
果物屋の前に行ってみた。
相変わらずアカは道の上でゴロゴロしていた。
少し痩せた様子。
寂しくないの?
心配になって、訪ねてみた。
【2006/12/01】 OLYMPUS μ750
「平気さ。まだまだ暖かいからね」
寒空の下、アカはやせ我慢をして
さっさとタヌキ寝入りを始めたのだった。
ある日。
果物屋さんが突然店を閉めた。
家族の誰かが病気で入院することになり、
病院に付き添わなければならなくなったからだ。
誰もいない店先で、アカはポツンと影になっていた。
【2006/11/10】 OLYMPUS μ750
寂しいはずなのに、どこ吹く風。
【2006/11/10】 OLYMPUS μ750
全く動じることなく、
「待っていれば誰か来るさ」
「そのうちいつかは帰ってくるさ」
【2006/11/10】 OLYMPUS μ750
アカにとっては一人でいることも
そうそう苦にはならないらしい。
「ゴハンさえあれば、あとは自由だから気楽なものさ」
と嘯(うそぶ)いているようだった。