釜山も寒くなりました。

それでは、(1)から引き続き・・・

 

12月はクリスマス~その6


12月8日はジョン・レノンの命日
ジョン・レノンの訃報を聞いたのは高3の時
衝撃だった
その朝は運動場の朝礼で
壇上の先生の朝礼のお話とは関係なく
後方では生徒から生徒へ伝わり
泣き崩れる勢いだった
ジョンの魂、LOVE&PEACE
あの時からその”平和”の価値は変わってないよね?

                           John Lennon Happy Xmas (War is Over)

 

 

 

 

 

 

12月はクリスマス~その7


チェロの神、カザロスの”鳥の歌”
これはカタロニアの古い民謡で
イエスの降臨を鳥の歌が知らせるという
実はこれもクリスマスソングなんですね
たしか日本語の歌詞もついていたのですが
もうどこかへ失くしてしまったなぁ
心にしみいる深い旋律です。。

                              Pau Casals: Song of the Birds

 

 

 

 

 

12月はクリスマス~その8


チャーリー・ブラウンのクリスマス
これは国民的名盤だ
”Christmas Time is Here” という名曲も生まれました
ムーミンのクリスマスアルバムも作ってほしいなぁ

 

                  【A Charlie Brown ChristmasーThe Vince Guaraldi Trio,1965】

 

 

 

 

 

12月はクリスマス~その9


チャーリー・ブラウンのクリスマスアルバム中の名曲
 Christmas time is here
 We'll be drawing near
 Oh, that we could always see
 Such spirit through the year
~すべての人が親戚みたいな
 一年中がずっと
 そんなクリスマス・スピリットで
 心近く結ばれたらいいのに

さすがダイアンの歌
どこを切り取ってもパーフェクト
美しい

 

                   【Dianne Reeves ‎– Christmas Time Is Here, Blue Note, 2004】

 

 

 

 

 

12月はクリスマス~その10


おかげさまでゴーゴーレッツゴー
55歳になりました
(もうあまり人に言いたくないです)
(韓国では1月になれば急に57歳になります)
(まだ55歳だと言うと、嘘をつくなと怒られます)
まぁいいか、

12月12日はシナトラも誕生日です
(秋吉敏子さん、トニー・ウィリアムスもです)
(小津安二郎もです)

いやぁ、シナトラの目線には力ありますね
語るようにしながらスウィングしています
しびれます

 

              Frank Sinatra-Santa Claus Is Coming To Town

                            Bing Crosby-White Christmas

 

 

 

 

 

 

いやいや、ずいぶんサボってました。

なかなか一つのことは続きません、すぐ関心が次のことに移ってしまい、、

 

現在、意中の人ができて、もうすぐ結婚しそうな息子と

相変わらず気は強いがやさしくなった娘と

孫かわいがりのロングコートチワワが一匹

そして夫と

釜山で暮らして8年になりました。

 

この12月は

友人知人への生存証明のためにしているFacebookに

クリスマスに思いついた曲を毎日連載してみて

だんだん面白くなってきたので

このブログにも共有して残してみることにしました 

  

 

12月はクリスマス~その1

12月はクリスマスの曲ばかりを聴いてすごすことにしている
いい曲が多いのにこの季節しか聴けないのはとても残念で。。

 

   Dexter Gordon Quartet - "Have Yourself a Merry Little Christmas"   

     

 

 

 

 

12月はクリスマス~その2 
チェロのヨーヨー・マのクリスマスアルバム
ここ数年来ずっと聴いて楽しんでいる
【Yo-Yo Ma & Friends ‎– Songs Of Joy & Peace、2008】

ダイアナ・クラールは
ナット・キング・コールのピアノ&ギタートリオスタイルをルーツとするが
どうもアルバム多発でシャープなスイング感がうすれてしまって
食傷気味な感じもしていたが
このコラボではヨーヨー・マが魂を入れてくれたかなぁ
新鮮にスイングしてかっこいい仕上がりに
何度聴いても飽きなくてうなずいて
よじれてしまう

 

           Diana Krall, Yo-Yo Ma - You Couldn't Be Cuter

 

 

 

 

 

 

12月はクリスマス~その3 
パリに移住した
バドパウエルが歌うクリスマスソング
後援者フランシスの録音だろう
【Bud Powell ‎– Relaxin' At Home, 61-64 】‎より

過去を振り返ることなく
ひとえに進みゆくアメリカの文化から
過去に優しいヨーロッパの
深いふところに抱かれて
子供のような歌声に、泣けてくる

 

                Bud Powell - Christmas Song

 

 

 

 

   

 

12月はクリスマス~その4
レイ・チャールズのクリスマスアルバムより、、、
サンタもいいけど
レイ・チャールズが街にやって来てほしいです
【Ray Charles ‎– The Spirit Of Christma 1985】

このイントロ、長いあいだ携帯の着メロにしてました
(ちなみに今の着メロはWhile My Guitar Gently Weepsで
神経質なピアノのイントロに呼び出されます
クラプトンのギターソロまでなかなかたどり着けません。。)

 

      RAY CHARLES  THE SANTA CLAUS IS COMIN`TO TOWN

 

 

 

 

 

 

12月はクリスマス~その5
ボビー・ティモンズのクリスマスアルバム
これはよじれます


昔、ピアニストの太田寛二さんがテープに録ってくれて
楽しんで聴いていました


レコードからカセットテープに
クレジットを手書きで書いて
そして手渡しする
ちょっと前までは音楽を伝えていくのに
そういう作業が必要でした
それでなんだか音もあったかいのです。。

 

Bobby Timmons - Piano
Butch Warren - Double bass
Walter Perkins - Drums
Recorded at Rudy Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, New Jersey on November 24, 1964.

 

             Bobby Timmons trio - Holiday Soul

 

 

10月のとある日に夫の従兄が亡くなった。
韓国語ではトラガシダ、あの世へお戻りになると表現する。

従兄は坊さんで、日本で修業したこともある。

大きな体格に朗々と読経されるのが無形文化財の認可を持っていて、

おおらかな力強いオーラが漂うモッチンサラム(スカッとしてカッコイイ人)だった。 

従兄は7、8年前頃からか釜山の隣の市で土地を買い、何もない更地から自力で自分のお寺を建て始めた。

ペンキ塗り、池、瓦屋根、駐車場、内部の隅々の至るところまでコツコツと地道に作られた。

行くたびにお寺の様子がいつも変わっているから訪ねるのが楽しみでもあった。


私の持論だが、家族や親せきのうちに宗教家や芸術家がひとりいるほうがいい。
兄弟や親戚は従兄をとても愛し、彼を中心に親族が仲が良かった。

 

 

 

 

 

 

従兄の旅立ちに際して不思議なことが二つあった。


彼は、危篤になってからも朦朧とした意識の中でしきりに時間ばかりを気にして、

亡くなる前日に、今日の12時を超えたら教えてくれというのだ。

その日が良くない暦で、死ぬとしたら次の日でなければいけないというのだ。

末期癌で身体は打つ手もなく見る影もなかったが精神があまりにしっかりしているので

もっと持ちこたえるかのように思えた。

まさかそんな自分の願う日に死ねるものではないだろうにとそう思っていた。

ところが従兄は願うその日にピッタリと合わせて逝かれた(トラガショッタ)のだ。

 

もう一つは、

最も献身的にお寺に尽くしてくれたボサルニム(お寺の功ある信徒)の話。

80歳には見えないきびきびしたおばあさんだったが、さぞかし心を痛めておられるだろうと察した。

なにしろ末期癌がわかったのは6月の半ば。

従兄はそれまで普通にお寺にお務めしていた。
ところがこのボサルニムも亡くなったという。

お坊さんの病気を知って衝撃をうけてポックリ亡くなったそうだ。

ご飯を食べながら突然倒れて息を引き取ったそうである。

このボサルニムの作るお寺の食事は本当においしかった。

行事のたびに準備してくださるナムルやチャプチェにムルキムチ、チャンアチなど

精誠のこもったおかずに箸をのばしながら誰も彼も和動の花が咲いた。
ポサルニムの急死は先に逝ってお坊さんを迎える準備をされようとしたのか。

あちらでのお坊さんのお食事の心配をされたのか。。

 

 

 

 

 


そしてお坊さんにはもうひとつのドラマがある。。


従兄には可愛い奥さんと2人の娘がいた。
アイゴー、アイゴーと号泣の渦の中で行われる韓国のお葬式だが、

妻は火葬に入る従兄の柩にとりすがり、引き離すのが大変だった。
この姿を見て誰もが不憫に思ったのも、

夫人は以前にも心ちぎれる思いを経験しているからだ。
トラックを運転し大きな体に大酒飲みのブルース・ウィルス風のタフガイだった従兄が突然に仏門に入りたいと願いだした時、

この夫婦は尽きることのない話し合いと、納得のできない葛藤と衝突を繰り返した。

 

 

 

 

 


夫を出家に出した夫人は、苦労して栄養士の資格を取り、大学病院に勤めながら2人の娘を育て上げた。
私より3歳年下の奥さんだが、長い結婚生活の中で7年しか夫婦で生活することが出来なかったという。
最後の2ヵ月あまりの看護の日々が夫と共にすごす貴重な時間だった。
大人になった2人の娘が父母を慰労してここ数年、家族で旅行もし人生でいちばん幸福だったと。
これ以上何も望むものはないと思っていた矢先の夫の急逝だった。

死の覚悟を決めたお坊さんも妻にはあまりにも申し訳なく心残りと心配があったにちがいない。

 


秋の香りが心地よい10月のとある日に

清清しく逝ってしまった粋なお坊さんと、可愛くて一途な夫人にこの歌を捧げたい。

 


韓国を襲った台風一過と共に葬儀が終わり、秋晴れの戻った空の上から
泣きすぎた私たちをいい加減にしろと、従兄はほくそ笑んでいるに違いない。

 

 

 


 

 

 


눈을 뜨기 힘든 가을 보다 높은     目を開けるのが眩しいくらい 秋にはるかに高い
저 하늘이 기분 좋아            あの空が心地よい
휴일 아침이면 나를 깨운 전화      休日の朝には 私を起こす電話
오늘은 어디서 무얼 할까          今日は何処に行って何をしようか?

창밖에 앉은 바람 한 점에도       窓の外を渡る風のひと吹きにも
사랑은 가득한걸               愛が満ちている
널 만난 세상 더는 소원 없어       あなたにこの世の中で出逢えた

바램은 죄가 될 테니까           それ以上の願いはない

                          願えば罪になりそうだから     
        

가끔 두려워져 지난 밤 꿈처럼       時たま怖くなる
사라질까 기도해                いつか夜見た夢のように
                           消え去ってしまうんじゃないかと祈り続ける
매일 너를 보고 너의 손을 잡고       毎日あなたを見てその手を握り
내 곁에 있는 너를 확인해          私の横にいるあなたを確かめる


창밖에 앉은 바람 한 점에도         窓に渡る風のひと吹き
사랑은 가득한걸                愛の気持ちが満ち溢れている
널 만난 세상 더는 소원 없어        君に逢えたこの世 、これ以上の望みもない
바램은 죄가 될 테니까            望めばそれは罪になるから



살아가는 이유 꿈을 꾸는 이유       生きていく理由、夢を見る理由
모두가 너라는걸                すべてが貴方のため
네가 있는 세상 살아가는 동안       この世の中に生きていく限り
더 좋은 것은 없을 거야            それ以上にいいことはありえない

10월의 어느 멋진 날에            10月のとある素晴らしくかっこいい日に




唄:ジョー・スミ & キム・ドンギュ