この2日位、私が調子が良くなくて、些細な事が気になり、子どもたちに怒ってしまう。

ああ、反省。

多分、不調の原因はわかってる。周囲の影響を受けやすい私だからなー。

ああ、どんな状況でも、自分を、自分の愛を見失わないヒトになりたい。

子どもたちと毎晩寝る前に今日の良かった事を言いあっているのだけど、昨日は寝る前の良かった事探しもできなかった…。私が怒りすぎてお葬式みたいな晩。

ママ、そんなに怒ったらいいことが消えちゃうよ、と言われたな…。

ああ、反省!

今日は、最後までニコニコ家族でいられますように。

次男くんの良かった事探しで、すごいなあ、と唸った事があった。それは、お腹の風邪をひいて保育園を休んだ日の晩のこと。一日なんにも食べられず、熱もあって辛かったから、さすがに良かった事はないだろう、と思って「今日は言わなくていいよ」と言おうとしたら、次男くんは一生懸命良かった事を探して、みつけて、言った。みたテレビが面白かったこと。作ったブロックのこと。

わあ、まるで「夜と霧」じゃないか、と思ったね。あの本の中で収容所の心底辛い労働の一瞬で、美しい夕日をみてきれいだと感じる人がいた、というシーンがあるけれど、次男くんにそれと同じものをみたね。それでも人生にYesという、という姿勢をね。

次男ちゃん、すごいよー。

そして私は、反省ー。

保育園にお迎えにいく道は、ニコニコママ、ニコニコママ、と念仏
のように唱えていくわ!
「たからものちゃーん」と次男くんに呼びかけると「はーい!」とお返事をしてだきつく、という遊びをしばらくやってなかったので、呼びかけてみたら、テレビに夢中でお返事してくれなかった。ちょっと悲しい。

4才次男くんは近頃ぐっと顔が少年になってきた。彼が寝ている時に、近くでその顔をみると、その大人びた表情にびっくりしてしまう。あの、こぐまみのぬいぐるみみたいだった次男ちゃんが!

あまりにもくまの子みたいだから、夫と私が「次男くん、上野動物園のしろくまパパのところに帰らなきゃね」とからかうと「ちがうの~」とむくれる遊びも、もうそろそろ終わりかな。

少年に近づいてる。っていうことは、彼と過ごす時間の終わりが少し、近づいたということ。

そう思う度に、毎日を楽しく大切に過ごしたいな、と思うし、怒ってばかりの毎日に反省したりする。

昨日のお風呂の時間に、ママのお腹にいる怒りん坊のはなしになった。怒るのは怒りん坊という小人のせいなんだ、という作り話遊びだ。

「昼間、三男くんと二人でいる時はママは怒らないんだけど、長男くんと次男くんが保育園から帰ってくると、怒っちゃう。これは、二人が怒りん坊をママのお腹にいれちゃうんじゃないの。」

長男くんは「違うよう。僕じゃないよ。昔お腹の中にいた怒りん坊が卵を産んだから、そこから生まれたんだよ。」

「それじゃあ卵がどんどん生まれてどんどん怒りん坊が増えちゃうよー。ママずっと怒っちゃうよ。やだなあ。」

「じゃあ今ママのお腹の怒りん坊卵をとってあげるよ、ポイポイ。」

「なくなった?」

「みえるところはね。あとは捜索隊小人がみえない所に卵がないか探すよ。捜索は明日までかかるよ」

次男くんは「次男ちゃんはキノコを10個みつけたよ。これを食べると笑うよ」

「いいね。そのキノコちょうだい。よし、これで怒りん坊ママはいなくなってニコニコママになるかなー。」

今朝、長男くんに聞いてみたら、卵は199個もあったんだって!
はじめてのおこづかいで買ったものの事は、今でも覚えている。

小学一年生の時だ。お母さんの為に買った化粧ポーチ。果物の柄だった。小学生になったらもらえるようになった、ひと月100円のおこづかい。私は壮大な(その頃の私にしては)計画を立てた。お母さんの誕生日は12月だから、それまでずっと使わずに貯めておいて、誕生日プレゼントを買ってあげるのだ。4月から12月までで800円貯まる。きっと素敵な物が買えるはず、そんな事を考えて、1人で貯まったお金を眺めてはお母さんの喜ぶ顔を想像した。それは、小学一年生の私ができる最大限のお母さんへのサプライズ。

大事な人を喜ばせたい。笑顔になってもらいたい、という気持ちが伝わるその瞬間って、本当にいい。

あの時のお母さんの、びっくりして嬉しそうな顔を、今でも覚えてる。

そして、昨日は、私が喜ばせてもらった。

保育園最後の年の、お店屋さんごっこ。みんなで商品を作り、売る、こども達がとっても楽しみにしているイベント。アクセサリー屋さん、お寿司屋さん、おもちゃ屋さんには、力作が並ぶ。

おとといのお店屋さんの前日、長男ダイは、私をみながら、「ママには僕が作ったあのネックレスが似合うと思うんだ。買ってあげるからね。ネックレスは人気があるから1番最初にアクセサリー屋さんに行って買うよ」とニコニコしながら言ってた。

そして、昨日お迎えに行くと、「何を買ったか楽しみにしていてね!」と満面の笑みで駆け寄ってきた。家についたらすぐに、何を買ったかの報告会が始まる。真っ先に、「ママ、これプレゼント!」と首にかけてくれたネックレス。ピンクでキラキラの可愛いやつ。

「僕が作ったネックレス、買えたんだよ。」

この瞬間の、ダイの笑顔と、空気とを、ずっと忘れたくないな。

パパには、マフラーとミサンガ。パパの願い事が叶うように。

自分には、自分で作った力作の機関車。

人を喜ばせたいという気持ちは、どんな小さくても、年齢を重ねたあとでも、変わらずある。でも、あの六歳の純粋さ、眼差しは、あの年齢でしか表現できないよね。

ああ、嬉しいな。お金では絶対買えないものを、また、貰った。

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先週三男が生まれた。予定日よりも二週間早く。お兄ちゃんたちの運動会が終わるまでは、でてきちゃダメよ、と話しかけていたら、ほんとに運動会の2日後に生まれてきたんだ。

三人男子がいる生活が始まった。三男は周りのみんなを笑顔にしてくれる。素敵だ。5人家族がなんだかとってもしっくりくる。きっと、これがうちの家族の完成型なんだろう。

家は三回建てろ、というけれど、可能なら、子どもめ三回産めたらいいと思った。私の場合、一回目は無我夢中。二回めは上の子の赤ちゃん返り対応で全く手をかけられず。三回目の今回が1番、産後をのんびり楽しめてる気がする。あー可愛い。

それにしても、ホットロードの春山を誰がやるのか気になるなあ。もうずぶん先輩でいいじゃん。いや、そのコンビがいい。合格


「あ、社長だ!」息子が言った。

社長?ここは搭乗口で、彼は窓からこれから乗る飛行機をみていたから、社長という言葉がでてくるシチュエーションではない。息子の視線の先をみると、パイロットが飛行前の点検をしていた。「あー、あれは社長じゃなくて、パイロットだね」といいながら、そうか車掌と言ったんだな息子は、と思った。でも、目をどんぐりみたいにまんまるにして、社長だ!(車掌だけど)と私に報告する感じがなんとも可愛いかったなあ。

グアムは楽しかった!海!プール!スライダー!肉、肉、肉!てな感じ。3日目のプール位から、身体が緩んできたなあ。スライダーを子どもと滑ってケラケラ笑ったり、家族でプールの探検ごっこして、滝はっけーん!とか言ってわざと流水が落ちてくる所に近づいてケラケラ笑ったり、サンセットのオレンジ色に染まりながら、浮き輪でプカプカする息子たちをみながら幸せ、と思ったり。

ああ、もう旅に行きたい。あと何回息子たちと旅行にいけるかな。

長いと思ってた休みも今日で終わり。次の旅行のためにも仕事がんばろうっと。