ご縁をありがとうございます ♪

 

Magical Me「魔法使いの自分軸」

御影石 千夏 です。

 

 

 

 

今回は、

私に多大なる期待を寄せてくれていた

伯母のエピソード。

 

「がんばり屋さん」のあなたに

参考になることがあればと思います。

 

 

 

 伯母が私に期待していたこと

 


「ちーちゃんは がんばり屋さん


私に何度となく言ってくれていたのが、

父の姉(独身)でした。

 

「ちーちゃんは、

 よう勉強ができるんやなぁ」
 

「いっぱい本を読みや」
 

図書券を贈ってくれる伯母から、

次のように言われたのは、

小学生のころ。

 

「ちーちゃんは、

 頭がいいから、

 お医者さんになったらええ」

 

私にとって

「医者=歯医者=痛いことをする人」

だったので、

ちっとも魅力を感じなかったのを覚えています。

 

あるとき、

伯母が前言を撤回しました。

 

「ちーちゃん、

 やっぱり弁護士がええわ。
 

 医者はなるには、

 えらいお金がかかるやろ。
 

 でも、弁護士やったら、

 電話と机があればええんやから」

 

弁護士と言われても

ピンとこない私でしたが、

なんだかひっかかりました。

 

その後、

さらに伯母のオススメが変わります。

 

「ちーちゃん、防衛大学に行き。


 授業料がかからへんねん。
 

 卒業して自衛隊に入ったら、

 ヘリコプターやら〇〇やら、

 いろんな資格をとれるんやって。
 

 何年か勤めたら辞めて、

 その資格で仕事を始めたらええ」

 

 

(んんんー?!)

私の頭の中は疑問符でいっぱいでしたが、

伯母の期待をひしひしと感じていたので、

Noとは言えませんでした。

 

(おそらく伯母は

 大学に行きたくても行けなかったので、

 私を応援してくれているのかな)
とも思っていました。

 

 

 

 お金がかかることは「もったいない」?

 

 


私が違和感の正体に気がついたのは、

40歳を過ぎてから。

 

 

・医者を目指すべきでないのは、学費や開業にお金がかかるから?
・医者より弁護士がいい理由も、お金?
・学費もかからないほうがいい?

 

これって、

伯母のブリーフシステムだったんだ!

 

伯母は小学生のころから、

家業の集金や商品の配達を手伝っていた

と父から聞いたことがあります。
 

父の5人きょうだいの中で、

大学に進学したのは父ひとり。
 

女性が大学に行くのは稀だった時代。
 

もしも

給付奨学金を得るチャンスがあったなら、

伯母は喜んで大学に行っただろう

と思うのです。

 

幸い、私の両親は、

書籍・塾・予備校・私立大学・留学

などにかかる費用を

心よく払ってくれたので、
 

「お金のことで親に迷惑をかけてはいけない」

と考えたことがありませんでした。

 

 

……と、思っていたのですが……

 

あれ?

「お金を出してほしい」

と親に言えなかったこともあったと思い出しました。

たとえば、

英語が大好きだった中学生時代、
 

「音声教材を買ってほしい」
と言えなかった……


↑ 数千円の出費を

 「もったいない」と考えていました。

アメリカ留学に憧れた高校時代、

職員室の黒板に並ぶ留学中の生徒リストを見て

「こんなにも身近で留学する人がいたんだ!」

とショックを受けたのですが、

「私も行きたい!」
と言えなかった……


↑ 「留学なんて、お金持ちじゃないと無理」

 と思ったんです。

 

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

 

なるほど。

 

親が懸命に工面してくれていることも

感じていた私は、

費用対効果が高いと

断言できないものにお金を遣うのは

「もったいない」と考えていたようです。

 

「お金を出してもらうからには

 必死で取り組まなければならない」

 

〈がんばり屋さん〉という

セルフ・イメージがより強化されたのも、
無意識レベルで、

伯母のブリーフシステム

受け入れてきた影響でしょう。

 

 

 

 ブリーフシステムの影響力

 

そういえば、

産休中の私は

「もったいない」が

セルフ・トークになっていました。

 

産休直後に

マタニティブルーになったのは、

「話す相手がいない」という

淋しさのせいだと思っていましたが、

 

「仕事をしていない=

 お金を稼いでいない私には価値がない」

という無価値感が原因だったのでしょう。

 

たとえば、

休日に夫とこんなやりとりをしていました。

 

「買いものにでも行こう」
 

「買いたいものがないから、行かなくていいよ」
 

「見るだけでも見たらいいやん」
 

「・・・」

(ウィンドゥショッピングのための

 電車代などもったいない)

私がそんなふうに感じるのは、
(私には気分転換のためにお金をかける価値がない)
というセルフ・イメージが原因だったんです。

 

往復300円もしない電車代や、

夫が「休憩しよう」と入るカフェ代を

(もったいない!)

と本気で思っていました。

 

こうした

セルフ・トーク、セルフ・イメージ

元になっていたのが、

幼いころに取りこんでしまった

伯母のブリーフシステムだったなんて、ね。

 

 

 ブリーフシステムは自分で書き換える

 


コーチングを学んでからは、

セルフ・トークも

セルフ・イメージも

マインドも、

ガラリと変わりました。

 

「私には価値がない」
なんて、

いまではつゆほども思いません。

 

 

何をしても何をしなくても私には価値がある。
私が私であることに価値がある。

 

そう確信しています。

 

 

もしもあなたが、

自分にお金や時間をかけることに対して

「もったいない」

と感じることがある場合は、

いますぐセルフ・トークを変えましょう。

 

あなたはあなたでいるだけで価値があるのです!!

 

そんなあなたが遣うお金や時間が

もったいないわけがない。

 

「自分を生きる」と決めたあなたを

心から応援しています。

 

 

「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏

 

 

 

✳︎あとがき✳︎

結局、私は

伯母のオススメに

かすりもしない進路を選んだのですが、
「ちーちゃん、おきばりや」
といつも応援してくれていました。

 

伯母の言葉を
「お金のことで親に迷惑をかけてはいけない」
と変換して

ブリーフシステムに取りこんだのは、

私だったのです。

 

もしも伯母の生きていたら、

産休・育休中の私に

こんなふうに

声をかけてくれるように思います。

「ちーちゃんはいつもよくやってるよ。
 そんなに きばらんときや」

M伯母さん、

いつも見守ってくれて、

応援してくれて、

ありがとう♪


▼「私が私である」ことの確信を持てるようになるワークシート&解説動画をプレゼントしています

 

 

「優等生」

「いい人」

「いい妻」

「いい母親」であろうと

苦戦し続けた私の人生が一変した、

人間行動学に基づくワークです。

 

 

 

▼御影石 千夏と話してみたいと思われたなら

 

 

▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています(Kindle Unlimited対象)

 

 

 

▼思春期の子どもとの関係が良くなる8つの質問をプレゼント