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『大脱出』の公開に合わせてでしょう、『ターミネーター』のスクリーン上映という特別企画があったので出掛けてきました。


これまで何度も観てますが、劇場で初めて見る『ターミネーター』はだいぶオツでした。


今年で公開30周年。


サラ・コナーがシュワちゃんに見つかるディスコのところでスローになったり、ラストの嵐をはらんだ雷雲だったりは、もう映画史上の名シーンと言ってよいでしょう。


今回デカい画面で観直して思ったのは、究極のストーカー映画なんですね、これ。あるいは殺しても死なない、ハイパーゾンビというべきか。


骨組みになってもまだ一途にサラを追うターミネーターを見て、あまりの健気さに何だかかわいいなと思ったりした次第。


鑑賞中、この骨組みターミネーターに「101回目のプロポーズ」の武田鉄也の台詞が急にオーバーラップして、吹き出しそうになりました。


とにかく、自宅鑑賞? ダメだよ、劇場なきゃ! と五味隆典ばりに思ったので、これからも名作の上映機会があればできるだけ足を運ぼうと思ったのでした。