ゴールデンウイークの前後にこういう記事を見かけました。
中には、「そんなに嫌なら指定席にすればよかったのでは?」という意見や
「お金をケチるからこうなる!」みたいな意見もありましたが、
私はこの方に少し同情しているというか、かわいそうだと思いました。
私も若い頃に似たようなシチュエーションで嫌な思いをしたことがあって…
電車やバスなどで座席に十分な空きがあるのにもかかわらず、乗客のいる方(特に女性)の所に座ろうとする人のことを「トナラー」と言うそうです。
【私の若い頃の実体験】
実は約30年前、まだ私が20代前半だった頃の話です。
当時私は大阪市内から寝屋川市まで京阪電車を使って通勤していました。
仕事が終わって、京阪電車に乗って帰宅する途中で、京橋駅で大半の方が降車して乗客がかなり減りました。
すると、中年のサラリーマン風の男性が車内の座席がガラガラなのに、私の隣に密着するような感じで座ってきました。
気持ち悪いので、少し体をずらすとまた私の方に移動してきました。
それを2、3回くらい繰り返したときに「もしかしてこの人、痴漢?」と思い怖くなってきました。
密着型痴漢⁉
それくらいしつこかったです。
次の天満橋駅に到着したときに降りるふりをして別の車両に移って事なきを得ました。
このおじさん、たぶん当時中学生~大学生くらいの子供さんがいそうな年齢の方なのに、こんなことして恥ずかしくないのかなあと思いました。(当時は団塊世代の方が40代だった。子供も私と同年代か少し下の世代?)
寂しかったのか、ストレスがたまっていたのか…
【原因と考察】
トナラーさんの心理状態や原因について知りたくて、チャットGPTで調べてみました。
「トナラー」は、公共の場で他に空いている席が多くあるにもかかわらず、他人の隣に座る人を指す俗語です。この行動は特に電車やバス、映画館、カフェなどで見られます。
トナラー行動が引き起こす問題や不快感についていくつか挙げます:
1. **個人空間の侵害**:人は一般的に一定の個人空間を保ちたいと感じます。トナラーがその空間に入り込むことで、不快感やストレスを感じることがあります。
2. **不審感**:他に席が空いているにもかかわらず隣に座られると、なぜその人が隣に座るのか疑問に思うことがあり、不審感を抱くことがあります。
3. **集中力の妨げ**:読書や仕事など、集中したいときに隣に座られると、気が散ることがあります。
トナラー行動の理由は一概には言えませんが、いくつかの可能性として以下が考えられます:
- **社交的な性格**:単に人と近くにいたい、または話しかけたいという欲求から来るもの。
- **無意識の行動**:無意識に他人に近づいてしまう習慣や、特に理由なく隣に座る行動パターン。
- **安心感**:他人が近くにいることで安心感を感じるため。
このような行動に対処する方法としては、やんわりと「もう少し距離を取っていただけますか?」とお願いする、席を移動するなどがあります。もしトナラー行動が頻繁に発生する場合、その場所や時間帯を避けることも一つの対策です。
【感想】
私の経験からの理由としては「個人空間の侵害」というのと、痴漢そのものあるいは痴漢と誤解される行動に対する「不審感」です。
当事者側からの原因は「社交的な性格」「安心感」ということは「どういう形でもいいから人と触れ合いたい」ってコト?
これってやられた方からすると超迷惑!ですよね。
「無意識の行動」男性の場合は、女性に比べて人の気持ちを推し量るのが苦手(女性より共感力が弱い)方が多いので、「何も言われないからやっても構わない」みたいに思われてしまっているのでは…
女性は怖くて言えないだけなのに…
やはり怖くてもAIのアドバイス通りにやんわり伝えてもいいかもしれませんが、逆上して暴力振るわれたりするのも怖いし、私がやったみたいに黙ってその場を立ち去るのが無難かもしれませんね。
ネット記事の女性も空いている別の席に移動するか、車掌さんにお願いしてお金はかかるけど空いている指定席に移動するかすれば円満解決だったのでは?と思います。