ゆーちゃんが高校生の時のこと
学校から応募した新聞への投稿が、新聞に
掲載されました
その内容は、
政治家が考えている少子化対策に疑問を持っていることについてです
少子化対策として政府は、
医療費を無料にしたり、
子ども手当を増額したり、
保育園を無償化にしたりと、
とにかく保護者のお金の負担を減らそうとする案ばかりを充実させています。
つい最近も、出産一時金の増額がきまりましたよね。
しかし、そんなことで少子化対策にはならないと、ゆーちゃんは訴えます。
実際、何年も前から少子化対策が叫ばれていますが、一向に少子化に歯止めがかかりませんよね。
何故だと皆さんは考えますか?
子どもを育てるためには、確かにお金はかかります。
しかし、それよりももっと大変なことがあるのですと続けて、ゆーちゃんは訴えます。
それは、働くママが、
子どものために仕事を休めないことです
もし、休めたとしても、職場に
すみません、すみません
と謝りながら、肩身の狭い想いをして休まなければいけない職場がまだまだあります。
泣く泣く、休みやすいパートに切り替える方もいるでしょう
China mamaはフルタイムで働いていたので、その点が1番の悩みでした。
子どもが熱を出せば、
大丈夫?と心配するのもそこそこに、
ねえ、どっちが仕事休む?と
夫としなくていい喧嘩をしなければいけません
China mamaは本当に休めず、
熱のある子どもだけを置いて、仕事に出かけたことも度々
これって一種の虐待ですよね
親がネグレクトでしていることではなく、社会がそうしているのです
ゆーちゃんとひーちゃんの小学校の入学式にも行きませんでした
授業参観日は、小学校の6年間、ほぼ行ったことはありません
いつも参観日の日は、ごめんねごめんねと子どもたちに謝っていました
入学式や卒業式に着る訪問着を母に作ってもらいましたが、一度も着たことがありません
式が終わったら速攻で仕事に戻らなければいけなかったからです
個人懇談も休めないので、いつもお願いをして時間外に
ひーちゃんが足を骨折した時も、お迎えをしてあげられず、歩かせて下校させました
あーちゃんが学校で熱を出した時、
お母さんに電話しないで。お母さんは仕事を休めないからと、先生に訴えたそうです
担任の先生から連絡があった時、涙が出そうになりました
ゆーちゃんの高校入試の願書に不備があり、すぐに印鑑をもって中学校に来て下さいと連絡があった時も休めず
もう、子どもにどれだけ悲しい思いをさせたか
帰宅してから、家族の時間を大切にしてきたので、子どもたちが荒れたりグレたりすることはありませんでしたが、
子どものために休むって、そんなに
悪
な事なんでしょかね。
私は保育教諭を長年してきました。
子どもと関わる職場でもこんな環境です
まあ、私が休めば、担任する子どもたちは誰が見るの?
ってことなんでしょうが、、、
こんなChina mamaを側で見ていたゆーちゃんは、
お金だけ貰えても、その他の苦労が多すぎて、子どもを産みたくない人が増えても仕方ないなあと思ったのでしょう。
それでもChina mamaは、子どもが大好き💕なので、3人を産む選択をしましたが、、、
安心して、
子どものために仕事を休める環境が、本気で整わなければ、
いくらいろんなことが無償化になったとしても、
少子化は加速するばかりでしょう。
ゆーちゃんは、遊ぶことを我慢して、よく勉強をし、医療の道へ進もうとしています。
大学も6年出すために、親も頑張って働いています。
しかし、将来の夢は、パート
として働くと言うのです
10数年、いろんなことを我慢して、勉強してきたのにですよ
理由は、フルタイムで働きながらの子育ては難しいからだとか
政治家の皆さん、
ゆーちゃんの思いを
どう受け止めますか?
少子化の中で生まれた、国の宝ですよ
潰していいのですか?
これから、子どもを産んで育てようと思っている若者たちが、安心出来るような政策をしてほしいと思います。
さて、
ゆーちゃんの訴えが新聞📰に載ったのですが、
どうか職場の上司の目に留まりませんようにと、当時怯えるChina mamaなのでした。