こんばんは。前回の記事でご紹介した「高金利通貨のスワップポイント」を同時に狙っていく投資方法。
ネットで調べると、あの勝間さんのコラム(日経マネー・2009年)がヒットしました。

(以下、冒頭部分を引用)
今月は、「高金利通貨のスワップ狙いFX(外国為替証拠金取引)で、個人投資家はなぜ、なかなか勝てないか」を考えてみたいと思います。
リーマン・ショック以降、豪ドル、ニュージーランド(NZ)ドル、ランドなど高金利通貨が円に対して安くなり、現状はここ数年の水準と比べて「お買い得」のように見えます。外貨預金に比べて手数料が低く、買いスワップポイント(円と対象通貨の金利差分の収入)がつくFXで、これらの通貨を仕込みたいと考える人も増えてきているようです。
そんな人たちに、私から送りたいアドバイスは、
「タダ飯はない。高金利通貨のスワップ狙いFXは、リスクに見合わないから、やめておいた方が無難」ということです。
図1を見てください。『日経マネー』が行った個人投資家向けのアンケートで、'08年から'09年にかけての過去1年間のFXの通貨別の損益を表したものです。
びっくりするのは、マイナス50%以上の損失を被った投資家が、ドル円では27%なのに、ランド円では35%、NZドル円では36%もいるということです。同アンケートでは、FXの目的が「スワップ狙い」の人ほど、損失が大きいという結果も出ました。
なぜでしょうか。その答えは、下記の三つに集約されます。
1.為替の水準自体は、様々な要素が絡みあっている上、短期間ですべての情報が織り込まれるため、予想が極めて困難であること
2.スワップポイントの高低は、為替のボラティリティー(値動きの幅)と比較して考えなければならない。そして、為替のボラティリティーに比べると、スワップポイントは極めて小さいこと
3.その結果、為替変動のノイズに投資家は右往左往し、上がったらすぐに利食いしたくなり、下がってもなかなか損切りできないこと
すなわち、円と高金利通貨との名目金利の違いだけに着目して、スワップポイントを稼ぎに行くことは、理にかなっていない上、投資家心理のワナにすっぽりとはまって、損をしがちになるのです。さらに具体的に説明しましょう。・・・(以下略)
(引用)
ご興味のある方は、ぜひコラムをご覧になって下さい。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/mon/20110209/82006/?ST=mon
午堂登紀雄さんの投資手法は、この乱高下しやすい高金利通貨で、いかに損切りせずに持ちこたえるポジションをとるか、という部分がよく考えられていました。
いわゆる勝間さんの主張は、とても真っ当だからこそ、午堂さんはあえて「オキテ破り」と銘打った手法を紹介していることが分かりました。
私は午堂さんの手法にとても興味を持っています。
実際にFX会社の画面を見てチェックしたところ、ドル・円のようなメジャー通貨ペアよりも、スプレッド幅がとても広くて、なかなか利益が出しにくいことが分かりました。この午堂さんの手法を試すためには、
●高いレバレッジがかけられる(100倍)
●スプレッド幅ができるだけ低く取引コストを抑えられる
●強制ロスカットの基準が厳しくない
という条件が必要なことがわかりました。やはりスワップポイントも同時に狙っていくには、いろいろと工夫が必要みたいです。

