体育館の受付カウンターに

預けていたギターを
受け取りに行った。

受付嬢の勘違いで、
誰かが自分のギターを持って行ってしまった。


と言われたのだけど、
ギターは廊下の棚の脇に立てかけてあった。


合皮製で濃い茶紫のギターカバーだったのでそれが自分のものだとすぐに分かった。


帰り道
M氏とS氏を合わせたような風貌のチンピラ(A氏とする)

に脅されて23万円しかない給料袋の中から10万円を要求され、


残りは今度渡せと言われたので、
しぶしぶ13万円を渡して今回一度きりのカツアゲで勘弁してもらった。


だれもいない霧の中、

ふてくらさて酔っぱらいながら
2メートルくらい空中浮遊してブツクサ独り言を言いながら家路についた。


迎えてくれた母がいつになく独り言を言いながら帰ってくる自分を見て
「たまには喋りながら帰ってくるのもいいんじゃない」
と言っていた。


後日


なぜか自分は無敵な人間に変身していた。なせだろう・・・


早速A氏をとっ捕まえて、モップの柄と素手でボコボコにしたら
A氏の顔がみるみるうちに大人のおもちゃ素材のプルンプルンした
薄透明肌色のこんにゃくのように変化していった。


幾重にも重なったその長方形こんにゃく様の物体には解読不能の
文字が書かれていて、A氏はこの呪いによって操られていたことを知った。


こんにゃく様の物体をひっぺがして封印しようとしていた友人のO女史がその呪文を食べて「旨い旨い」といっていた。。。。

       

                       おわり。