最愛のココアが4月13日の朝、天国へ旅立ちました。
自分の半身がもがれたような、何とも言えないあの喪失感は一生忘れられません。
安らかに眠ったココアと対面したとき、
立っていられず泣き崩れ、ココアにすがりながら大の大人がわんわん大声上げて泣きました。
名前を呼ぶと、身体全体で嬉しさを表現して走り寄ってくる姿
散歩中、チラチラと私を見上げては見せてくれる笑顔
夜中悲しいことがあって泣いていた私に、そっと近寄ってきて手を舐めてくれたこと
いたずらをして怒られたときの悲しそうにしている顔
すべてが可愛いくて可愛いくて、
愛おしい。
病気を患い、毎日のように痛院しては点滴や注射を受けました。
だいぶ衰弱して苦しかっただろうに、痛い、苦しいと泣くこともなく、最後までおりこうさんでした。
あんな小さな身体でたくさん我慢したのかと思うと、今でも胸が張り裂けそう。
入院していた期間は毎日お見舞いに行きました。
狭いケージの中で点滴されている痛々しい姿を見るたび、どうしても泣いてしまって…
退院が決まる前日、何も食べないココアに
ごはんちゃんと食べようね、食べるようになったらお家帰れるんだよ、みんな待ってるんだよ
と涙ながらに話しかけたら、
とても長い間、こちらを見つめて話を聞いていたココアの眼差しが
何というか、曇りがなくて、
とてもとてもまっすぐで、
とてもとても綺麗で、今も忘れられません。
その夜、私たち家族が帰った後から、言葉を理解したかのようにごはんを食べてくれて、
血液検査の数値も上がり、次の日退院が決まりました。
家族みんな喜んでお迎えにいき、たくさん撫でてたくさん抱きしめました。
そして次の日の朝、
母がココアを抱っこして一緒にテレビを見て、
洗濯物を干すからねとココアを床に下ろして
背を向けてからほどなくしてゴトッと音がして。
振り返るとココアが倒れていました。
呼吸は止まっていて、眠るように息を引き取りました。
みんなが待ってるお家に帰りたくて、
みんなと一緒に過ごしたくて、
ごはんを食べれば帰れるんだと思って、
それまで全く食べてくれなかったごはんを食べてくれたんだと思います。
ココアの火葬の際には、家族に加えて、私の叔父叔母の親族全員が来てくれました。
みんなに可愛がってもらって、最後もみんなに見送ってもらえてココア幸せだったと思います。
お骨を拾う時に、霊園の方がとても丁寧に一つ一つの骨について説明してくれました。
「のど仏って、なぜのど仏というのかご存知ですか?
のど仏の骨は、まるで仏様が手を合わせているように見えるのでのど仏と言うんです。
ココアちゃんの骨を見てください、仏様が手を合わせているように見えますよね?」
見ると本当に仏様が手を合わせている形でした。
「ココアちゃんののど仏の骨は、火葬しても、割れることも欠けることもなく、こんなに綺麗に残してくれました。
最後までみんなにありがとうを伝えたかったんですね。」
と言われ、嗚咽が止まりませんでした。
この言葉にどんなに救われたか分かりません。
時間は絶えず流れているけれど、時間というものはただの入れ物にしか過ぎなくて、
ココアと過ごした10年間、ココアのおかげで、私の時間はとても輝きました。
他のことでは味わえない、心がいっぱいになる喜びや嬉しさ、愛おしいと思う気持ち、たくさんのものをもらったことに
ありがとうの感謝の気持ちしかありません。
ココアが生まれて、縁あってうちの子になり、一緒に同じ時を生きたということは、本当に奇跡で素晴らしいことだと思っています。
天国でたくさんご飯を食べて、たくさん遊んで、たくさんの友達と仲良くして、
どうか楽しく過ごしていますように。
そしていつか、また会えますように。

