#1 風雲急を告げる

1850年 アヘン戦争から10年。
清朝政府は内憂外患に苦しみ欧米列強は利権拡大を狙って次々と事を起こし戦機をうかがっていた。

瑞親王の所へ詔が届く。

急ぎ参内せよという内容。


瑞親王は皇帝の所へ行く。



その頃義誠信の子俊は三宝と賭け事で遊び水売りのおじいさんから車一台分の水を買い占めていた。



帰ってきた瑞親王と玉昆が話合いをする。


戸部が義誠信に預けていた三百万両のお金が必要となったのだ。


このお金は公金で、義誠信に預けてるのを知っているのは範其良と玉昆、瑞親王のみ。


銀票の名義も範其良となっている。


瑞親王は範其良ひとりで処理させようとする。




骨董好きの子俊は博雅堂という店に入ってひとつの碗を見つける。


先客の李という客と碗の競り合いになる。


そこへもう一組の男女が加わる。


番頭はどんなに金をつまれても売れないと言うがお構いなし。


李と一緒に来ていた周と言う者が男女を見て姿を隠す。



碗は男女が競り落とした。


女がお金を取りに帰るが、大口の銀票がしかなく、仕方がないからそれを持って店に行く。


碗を手に入れた男は奕訢で女は玉麟で皇族だが店にいた者は知らない。


女が持って行った銀票を見て番頭は跪く。


男は銀票を預けて後で現金を渡すと言うが番頭は預かれないと言う。


そこへ銀票と引き換えに子俊が4万両のお金を貸す。


碗を持って男女は店を出る。その後を李と周が出て行く。




瑞親王は自分の玉碗が無くなっているのに気づく。


実は子俊達が博雅堂で競っていた玉碗は瑞親王の物だった。


楊知府が挨拶の印に骨董好きの瑞親王に贈る品を探しているが逸品と言う物はそう出ないので、瑞親王の宝物を選んで博雅堂に持ち込み知府に買わせようとしたのだった。(ちょっと意味がわからないw字幕ではこう書いてんだけど。。。)


博雅堂で子俊が貸した銀票は瑞親王の手に渡り、銀票に書かれている義誠信の文字を見て瑞親王はただちに現金に換える様指示を出す。



黄尚書(玉昆)が範其良の所へ行く。


黄尚書の息子と範其良の娘(潤玉)は許嫁同士。


黄尚書は義誠信に預けたお金(三百万両)が必要になったと言いに来たのだった。


三百万両という大金をすぐには用意出来ないと焦る範其良。


瑞殿下は無関係で範其良の一存で戸部の金を持ち出し利殖目的で義誠信に預けたと言わされる(そんな風に見えた)範其良。


3日でお金を集めろ言われた範其良は義誠信に出向く。


義誠信の番頭の袁は何も知らず旦那様がした大口取引が公金だったと聞いて驚く。


阿城が子俊を探しに行くがどこにも見当たらない。


袁は阿城に山西省祁県の本店にいる旦那様に明日の夜まで手紙を届けるように頼む。


袁に三日で三百万両は用意は出来ないだろうと言われ絶望する範其良。






ん~まだ名前と顔が一致しない。

人間関係もいまいちわからないけど、書いてたらなんとなくわかってきた。


義誠信ってのは今でいう銀行っぽいね。


そこの経営者の息子が子俊で、本店は山西省にあって子俊は支店にいて日々遊んでるってとこ。





#2 山西省 祁県へ


瑞親王と所へやってくる玉昆。


お金を揃えるのは無理だと告げる。


瑞親王は範其良に本店へ行くよう指示をする。


その範其良に有能な男を同行させるよう言う。


瑞親王と玉昆はもし、金子が揃わない時の話をする。


もし、揃わない場合は義誠信の帳簿を押収するという結論になる。


義誠信を差し押さえたら民が預けた金子は戻ってこなくなる。


だから、義誠信の看板を替えて店を再会する。


そうすると民は金子を失わず公金も取り戻せると言うことだ。


帳簿を手に入れたら公金で貸し出したお金を回収出来る。



玉昆は範其良の所へ行く。


そして山西省の本店へ行けと言う。


同行するのは周。



瑞親王の所へやってきた奕訢と玉麟。


玉碗が瑞親王の物だとわかった奕訢が持ってきたのだ。


だが瑞親王は自分の物だと言わずたいした物ではないと言う。


玉麟はたいした物じゃないのならと玉碗を貰う。




範其良は娘の潤玉を玉昆に託す。



その頃山西省の本店では創立百周年のお祝いをしていた。


そして阿城が到着する。


手紙を読んだ旦那様は長男の子彦と妻に相談する。


そして、利子が高くてもいいから同業者から借りる事にする。



範其良も本店へ到着するが、金子の工面が出来ていない事を知ると怒りをあらわにする。


旦那様自らかけずり回りなんとか工面出来そうになり、後は子彦の連絡を待つばかり。


何としてでも借りて来いと言ったが、利息が1分3厘と言っていたのに実は1分4厘でそんな奴から借りれないと子彦は借りてこなかった。


伯群は妻に帳簿は何があっても手放すなと言う。


万策が尽き、子彦の嫁の父、近儒に助けを求める。


範其良にお茶を出す周。


翌朝、役人が範其良を逮捕する為、祇家に押しかけるが範其良は首を吊っていた。


驚く一同。





範其良、周に殺されたんじゃない?


あのお茶怪しいもん!


絶対何か入ってたって。


範其良、良い人やったのに。。。


良い人は長生き出来ないんだろうね。


周は楊知府に手紙を出してたけど。。。


その後に周はお茶を出してそして翌朝役人が来て死体を発見した。


楊ってやつも怪しいな。


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