10年のパスポートの期限が来て、パスポートを更新しました。
パスポートの更新自体は、大連の日本領事館に申請し、数日で新しいパスポートが手に入ったので、大した手間ではありませんでした。
ただその後、中国特有の対応が大変でした。
具体的に何かと言うと、中国では銀行やクレジットカード、携帯電話などの本人確認書類の変更です。
中国における本人確認書類は、中国人の場合は「身份证(身分証)」で、外国人の場合はパスポートになります。
本人確認書類のキーとなる番号は、中国人の場合は「身份证号码(身分証番号)」で、これは基本的には一生、変更になりません。
外国人の場合はパスポート番号がキーとなるのですが、パスポートを更新すると、パスポート番号が変更になるので、本人確認書類のキーとなる番号の変更が必要になります。
この外国人のみに必要となる変更が、非常に手間だったのです。
私は銀行に2回、携帯電話会社に2回出向く必要が生じ、それぞれ長時間待たされての手続きとなりました。
(途中で、銀行の携帯アプリが使えなくなったりもしました)
クレジットカードは、コールセンターと4回電話でやりとりをして、ようやく変更できました。
当然のことながら、全て中国語でなので、相当辛かったです。
中国人の妻にかなりサポートしてもらい、なんとか完了しましたが、本当に大変でしたね。
10年パスポートなので、紛失しない限り次は10年後ですが、その時のことを考えると憂鬱です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
(No.1050)